藤岡市の北西部、竹沼の堤防沿いに咲いているユウスゲ。自生しているものではなく、
植栽されたもの。雷鳴が間近に近づき、雨が落ち始めた夕刻5時過ぎ。緑一色の中に
鮮やかな黄色が際立っていた。
夕方に花を開き翌日の午前中には終わってしまう1日花。他人事ながら、受粉が心配に
なるが、蛾が媒介するので心配無いのだという。
葉がスゲに似て、夕方咲くのでユウスゲの名がついている。ニッコウキスゲなどにも
似ている(ユリ科ワスレグサ属)が、花弁がニッコウキスゲのほうがややふくよか
なことなど、素人でも見分けがつくのではないか。