啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

田代湿原から花咲湿原へ

2010-07-06 20:52:53 | 低山歩き
武尊牧場(スキー場と兼用)の北にある「武尊田代」から「花咲湿原」を歩いた。
スキー場の駐車場に着いたのが午前11時半過ぎ。しかも、夏山リフトは臨時休業。
両方の散策を諦め、花咲だけに絞ってスタート。それでも、夕立覚悟だった。
ところが、私の足で行程約10㌔、5時間半ほどの快適な山行となった。何回かに
分けて掲載するが、植物もいっぱいで想定外の大満足となった。

1、花咲湿原ではワタスゲが満開  花は雪融けと同時に開花するが、目立つものではない。白い綿毛に包まれるのは実がなった頃の姿。比較的高度の高い湿原の初夏を彩る。
ワタスゲの群落を考えていなかっただけに、強い風が吹けば飛んで行きそうな白い
綿毛が印象的だった。

2、思いがけなく可憐なハクサンチドリに出会った。 白山に多いことからこの名がついたという。湿原の木道脇にポツポツと咲いている。可憐というより艶やかと言った方がふさわしい。紫色の花の中では、好みの花だ。湿原から離れて歩くせいか、標高が高い田代(1550㍍)で見かけず、花咲に下りて突然目に飛び込んできたのに驚いた。

コメント
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