農業じゆう人

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「味」

2022年02月14日 12時37分31秒 | 
  バーベキューソースのかかった天ぷら、フルーツ入りの巻きずし、つゆがひたすら甘いうどん‥‥。
  海外のレストランで、こういう料理に出くわした人は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
  誰が呼んだか「トンデモ和食」。 日本人の想像の及ばぬ「日本の味」が、昨今世界中にあると
   耳にしたことがある。(私は海外に行ったことがないのでわからないが知人などから聞いたことはあります)
  これは一大事とばかり、腕利きの料理人が現地に乗りこんでニセ物を成敗‥‥。 そんなテレビ
   番組があったほどだから、食文化はいたくナショナリズムを刺激するわけなんでしょうネ。

  世論調査大手のユーガブが世界17カ国・地域でイタリア料理の食べ方の是非を尋ねたところ、
   やはり本場のイタリア人は「邪道」を大いに嘆いている‥と。
  最も受け入れがたいのは「パスタにケチャップをかけること」で、約9割は容認せずの回答だっ
   たという。 つまり、われらが昭和風ナポリタンなど論外らしい。 しかし、あれはひとつの
   日本料理なのだ。 同様に、海外の不思議な和食だって味の自在なフュージョンであるに違い
   ない。 料理とは、なかなか奔放なものなのだ。

  そういえば数日前の新聞で、岩手県花巻市の「ナポリかつ」に触れていた。 山盛りナポリタン
   の上にトンカツが鎮座した異形の一品は、本場から見たらトンデモかクールか。 この2つの
   価値観は、じつは背中合わせかもしれない。 天ぷらにバーベキューソース、やってみると意
   外に悪くないそうだ。 ではケチャップはさて、どうでしょうか‥‥。

   世の中、食や味に関しても人さまざま‥現代はそのようなものではないでしょうか。

   ところで今日はチョコ業界が推奨している「バレンタインデー」。 近年は義理チョコが減っ
    ているとの記事を見ましたが、やっと実態にあってきたのではないでしょうか。