農業じゆう人

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節分

2022年02月03日 12時18分09秒 | 世間
 ❝鬼は外 福は内❞と今夜は各家庭からそんな声が聞かれますでしょうか? 
  昨今は豆まきをせず黙々と北北西に向かって恵方巻を食べるのかな?

 
  節分とは「季節を分ける」という意味で、つまりは季節が変わる日のことを指す。 
  そのため本来は、季節の変わり目である二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の
   前日が全てが節分となる。 その中でも春は新年の始まりでもあることから、
   室町時代以降、春の節分が重視されるようになった。 そんなことから一般的
   な節分というと立春の前日を指すようになったといわれています。

  節分といえば豆まき。 季節の変わり目には悪いものが家に入りやすいとされて
   おり、それらを退治するために行われるようになったそうだ。 この行事は、
   古代中国で行われていた疫病を追い払うための「追儺(ついな)」という儀式が
   元になったといわれている。 
  退治に使うものとして「魔(ま)を滅(めっ)する」という語呂合わせから「まめ」
   をまくようになったという。 また「まめ」という言葉には丈夫であるという
   意味もあるため、節分に使われる豆は「福豆」と呼ばれ縁起が良いものとされ
   ています。 地域によっては殻付きの落花生を使うところもある。
 豆まきを行うのは鬼がやってくるといわれる夜
 です。家の奥から玄関先に向かって「鬼は外、
 福は内」
と大きな声で唱え、勢いよく豆をまく。
 大きな声や音は魔除けになるそうだ?豆をまい
 た後にぴしゃりと音を立てて扉を閉めるのもそ
 のためだとか?豆まきでは生の豆ではなく炒っ
 た豆を使う。理由は、拾い損ねた豆から芽が出
 ると「邪気が目を出す」として縁起が悪いとさ
 れているため。外へ豆を撒いて1日経った後は
                  白い紙で包み、塩で清めてから捨てましょう?

 豆まきは他にも、鰯の頭を焼いて柊の枝で刺した
 「柊鰯(ひいらぎいわし)」を家の玄関などに飾る風
 習がある。(私の田舎ではやっていました) 地域によっ
 ては「焼嗅がし(やいかがし)」とも呼ばれている。
 これは鬼が家に入ろうとしたときに、鰯を焼いた
 強烈な臭いで驚かせ、柊の棘で鬼を刺し追い払う
 ための魔除けの儀式です。鰯の代わりに葱などの
 臭いのきついものを、柊の代わりに串などを代用
                 するところもあるそうです。
   最近では一般家庭で行われることは減りましたが、代わりに節分の夜に鰯を食
    べるといった形で残っている場合もあるといわれている。
   今の世の中、節分といえば豆まきより「恵方巻」を食べる時代になっている。
   時期も時期だけに今年の方角北北西に向かって黙々と恵方巻を食べるが主流?
   日本に古くから伝わる伝統が壊されるのが少々残念でなりません。
   今夜は、ご家族全員で元気よく「エア豆まき」してみませんか‥‥。