自宅2階のシステムは、アンプ類の「活性化中」である。色々と不具合が出て来ている。しかし、正常と異常が同居している。異常が出ているからと云って「故障」している訳ではない。両chから正常に音が出ない症状で、RchもしくはLchから、又は、全く音が出ない症状である。
約1か月間「観察」していて、不具合はSW ONから1時間以内が特に激しい。安定しない。片chからしか音が出ない、両chから音が出ない症状で、嫌になってくる。しかし、この「活性化」が終わらないと「活性化して正常な動作」にはならない。必然的に「通り道」なので避ける事が出来ない。1時間以内に「不具合」は多発する。しかしその後は「正常」な動作をする。これを故障と考えるのは早計だと思う。これは「良いケーブルを使う」と起きる「不具合」なのだ。アンプ内のすべてのパーツがケーブルから送り込まれる信号に対応できるようになれば収まる。基本、RCAケーブルとアンプ内配線(パーツのリード線・プリント基板配線)では、伝送容量が違い過ぎる。ケーブル類>アンプ内配線・パーツの不等式が成り立つ。ただ、アンプ内配線がそのままかと云うとそうではない。送られてきた情報量に完全ではないが対応できるようになる。対応できるようになった時が「活性化=活眼・覚醒」であり、次元の違う再生音になる。
先ほど、「1時間以内に不具合が集中している」と述べたが、それは、先週までの事で、現在は30分以内に変わって来ている。少しづつ良い方向へ変化はしている。こんな時のこのシステムへの対応は、「1時間は不具合が起きる」事を前提に、1時間は聴く必要はない。現在MDをかけて、1枚分が終了するまでは「流し」をしている。正常になってから、聴きたい曲を流す様にしている。もう少し時間がかかるだけだろうと思う。
こんな「不具合」を待てるかどうかが、「音質アップ」の極意である。