岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

12月14日 11月議会質問②/太陽光発電の普及にむけて、公共施設の「屋根貸し」を

2013-12-14 | おにき日記





 「山陽新聞に載っていたね」と幾度か声をかけられました。地球温暖化防止にあたって、太陽光発電の普及にむけて、公共施設の「屋根貸し」についてです。
 
 フィリピンを大型台風がおそい、多くの生命を奪い、今も400万人以上が避難生活を余儀なくされています。世界気象機関(WMO)が、この甚大な被害は、地球温暖化が原因の海面上昇によって増幅されたと報告。地球温暖化は生命の危機の問題です。フィリピン台風被害を受けたこの時、新市長に地球温暖化防止についての質問をしたかったのです。また、自然エネルギー普及は、原発のない暮らしを導きます。

 その具体策として、市有施設の屋根を、太陽光発電パネル設置場所として市民団体や事業者に提供する「屋根貸し」を提案しました。実は昨年も質問をし、導入をはじめた鎌倉市に視察にも行きました。国が今年の6月に、行政財産の長期の貸付(目的外使用)を許可。先行自治体に加えて、様々な自治体が取り組み始めているのです。新聞記事では、イメージも含めて掲載してくださっています。

 太陽光発電パネルを取り付けている戸建住宅は、岡山県は6.8%と全国4位。九州地方の設置率が高い。岡山市は7%です。「晴れの国/岡山」としては、地の利をいかして、さらに普及をめざしたいですね(^^)。

 今日の出来事は、また、追って書きます。



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12月13日 私の個人質問でした。議会質問①/新斎場の土地取得にまつわって。

2013-12-13 | おにき日記


 今日は私の質問日でした。

1.イノシシ対策について、2.新斎場にまつわって、3.子宮頸がんワクチンについて、4.地球温暖化防止にむけて。
 4つの質問に通じる想いが実はあって、それは「民主主義」です。少数者・弱者の人権を守ってこその「民主主義」。こう書いてしまうと、私の質問はいつもなんですけど…。
 ①深刻化・広域化しているイノシシ対策には来年度の予算・施策をぜひとも進めてほしい。里山再生に力を注いでほしい。②斎場については進め方の手続きはどうなのか、③子宮頸がんワクチンの副反応に苦しむ当事者・家族に寄り添って対応してほしい、④フィリピンに史上最強クラスの台風がおそい、多くの生命を奪いました。地球温暖化による影響大。地球温暖化防止は生命存続の問題です。
 大森市長とははじめての質疑です。休憩後、質問席に座っているといらっしゃって、「長くイノシシのことを取り上げているそうですね」と。大森市長は岡山に帰ってこられてから、市内をアチコチまわられ、イノシシ被害のことも聞いていらっしゃいます。イノシシ対策と地球温暖化防止について答弁をしてくださいました。具体的に進むことを期待しています。

 さて、今回は20分と時間が短いので、11月議会に6億4100万円の補正予算があがっている「新斎場」土地取得にまつわってを中心に進めました。

 岡山市は東山斎場の再整備にともなって、もう一つ、岡山市北西部に新斎場をつくる計画です。そして、その場所を、地元の一定の理解を得たということで、岡山市北区富吉にある産業廃棄物処分場跡にしました。
1.地元の一定の理解というのは、整理をすれば、昨年9月29日に行なわれた町内会臨時総会決議によります。近隣住民の方々のなかから、採決の後にそのことを知ったという声などが寄せられ、その後反対陳情が出されています。採決は町内会でのことですが、岡山市は「迷惑施設」をつくるにあたって、住民に事前説明がきちんとできていたのか。
2.岡山市には「岡山市墓地等の経営の許可等に関する条例」があります。そこには「火葬場の設置場所の基準は、国道等の敷地から200メートル以上離れていることとする」とあり、国道等とは県道も含み、県道沿いに予定している新斎場は、条例によると建設できません。
 法的には、この条例の手続きを経て認可を受ける場合と、都市計画決定の手続きを経て認可を受ける場合とがあり、岡山市は後者を選択するので、条例には縛られないということ。こうした説明自体、私の質問において、はじめて議会の場にでてきたことです。
 しかしながら、根拠をもって岡山市が決めた条例の中味を、当の岡山市が守らなくていいのか。都市計画決定手続きには、火葬場設置についての条件はなにもありません(都市計画決定がそういう性格のものではないので)。火葬場の構造設備や近隣住民への周知(標識の設置・説明会)、近隣住民等からの同意書など、火葬場経営の許可に関する諸々のことを位置づけたのが岡山市条例であり、法的には縛られないにしても、岡山市としては条例に則って進めるのが筋ではないでしょうか。そうでない場合は理由を明らかにして付すべきです。
3.岡山市が産業廃棄物処分場跡地を購入するのも、市内の産業廃棄物処分場跡地に建物が建築されるのもはじめてのことです。産業廃棄物処分場としては廃止されているとはいえ、今も地下に産業廃棄物が眠る指定区域です。岡山市は土地購入後、環境面等の調査をし、安全でなかったら建物建設をしないということ(当たり前ですが)。建設後も環境面の安全確認をしていきます。建設ができないかもしれないというリスクが大きい土地をなぜあえて購入するのか。

 都市計画決定という「公」的視点から手続きをするにしても、地元にとっては、「迷惑施設」というナイーブな斎場建設です。リスクには、環境面だけでなく、コミュニティの信頼関係が含まれる場合もあります。岡山市としては、地元コミュニティ・近隣住民に、礼節をもって進めていかなければなりません。

 などなど、わからないことを質問いたしました。新斎場については、16日の本会議で議会質問は続き、17日の委員会で討議されます。



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12月8日 猟師さんと山を歩く。

2013-12-08 | おにき日記







 冬の朝の空気は気持ちいい。山の息吹のなかを歩くのは心地よい。朝一番、猟師さんたちと山を歩きました。
 近くにイノシシの新しい足跡やころがった痕跡はあるけれども、じょうずに罠をはずしています。賢い。でも、近々にイノシシが来ていることだけは確認できます。イノシシがどこを通ったのか、猟師さんたちには見えます。足跡からどんなイノシシなのかがわかります。私の修行は始まったばかり。飛び交う猟の言葉が少しずつ耳慣れてきます。
 私の新市長へのはじめての質問項目はイノシシ対策です。対策っていっても、イノシシはちっとも悪くありません。むしろ「悲しいのだよ」でしょう。私たちの暮らしの在り方や山への関わり方の問題です。どうしたら上手に棲み分けられるのかがポイント。





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12月7日 ネルソン・マンデラさんの訃報 & 「さよなら原発1000万人アクション in 岡山実行委員会」総会と記念講演 & 忘年会いろいろ

2013-12-07 | おにき日記


 ネルソン・マンデラ元大統領が亡くなられた。画像をみると、自宅前には市民が引きも切らず訪れ、花いっぱいである。尊敬され、慕われ、多くの人々の心を動かしたマンデラさん。「諦める」ことなく、がんばりたいと思う。ご冥福をお祈りします。
 


 今日は、「さよなら原発1000万人アクション in 岡山実行委員会」総会と記念講演に参加をしました。岡山県内の原発はいらないと活動する多くの団体で構成されています。各団体の展示物が面白かったです。たくさんの人が参加。親子で映像を通して参加できる別室もありました。
 記念講演は、「津波の前から始まっていたメルトダウン」と題して、元東京電力原子炉技術者/木村俊雄さん。福島原発事故は地震の時点で致命的な損傷を受けていた。津波での損傷を前提で進められている再稼働に向けた新基準では事故を防げない。正しい事実を知り、広げていかなければなりません。中継アーカイブをご覧下さい(字の色が変わっているところをクリック)。
 そして、たんぽぽネットワーク(しょうがいのある子どもたちの教育を考える会)に。保護者の皆さんが悩みや想いを語られる、私にとって原点の場の一つです。

 いろんな忘年会やクリスマス会が入りますが、ぜんぶには参加できません。ごめんなさい。夜は、津島福居町内会の忘年会でした。



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12月6日 代表質問3日目。市民ネットが行ないました。

2013-12-06 | 議会


 12月6日午後11時23分。与党の強行採決により、特定秘密保護法が成立しました。民意は明らかに異なり、まさに強行採決です。正しい情報を知らされなければ、正しい判断ができない主権者になる。国民主権の侵害です。何ができるのか。できることをと、ぜったいに諦めない。
 稲村和美・尼崎市長は、昨日、特定秘密保護法案を議会で反対表明しました。情報を得、それに基づいて判断をし、コトを進める。自治の原則です。

   *        *        *

 岡山市議会、代表質問3日目は、新風会と市民ネットでした。
 市民ネットは高橋雄大議員がはじめての代表質問です。市長は「予算編成過程をオープンにすることは前向きに検討していく」との答弁。より積極的に討議ができるようになります。ぜひ早急に具体化してほしいです。
 ワークライフバランス施策については、現在、男女共同参画に理解のある企業に対して、公契約に配慮ができないか関係課と協議をしているということです。こちらも嬉しい答弁。はやく前進してほしいです。
 2013年3月の岡山市立中学校卒業生の進学率は、一般家庭98.1%と生活保護家庭83.6%と開きがあるという保健福祉局長答弁に対して、教育長にそのことをどう考えるのかと再質問。教育長の「奨学金制度がある」と余りにもよそ事・的外れな答弁にびっくりです。どうしてそのような状況なのか、どう対応しているのか、どうしたら解決の道に向かうのか。保健福祉局では、国のモデル事業として、中学3年生を優先的に学習支援事業をスタートさせますが、本来、教育委員会が行なうべきことです。
 子どもが誕生したばかりの高橋議員。子育て支援の質問にとりわけ力が入っていました。嬉しいことです。

   *        *        *

 議会質問のあとは、京山地区ESD協議会。来年1月に行なうESDフェスティバルについてです。来秋に国際会議をひかえ、熱心な討論。メインテーマ案は「京山から世界へ!つながるねがい」。私が担当の多文化共生についてもスタイルを変えます(^^)。


 


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