〈子ども読書活動推進の会〉の皆さんが大森市長と懇談の場を持たれました。30分があっという間です。
学校司書の働きや図書館の状況など、「言葉」と向き合っておられる市民の皆さんのお話はさすがです。大森市長は小学校の頃、学校図書館をよく利用されていて、たとえば伝記はほとんど読破されたようです(あっ、私もでした)。高校時代は幸町図書館を利用されたそうです。本を読むことの大切さを大森市長もしっかりと語ってくださいました。いい懇談の場となりました(^^)。
今日は朗報がありました*\(^o^)/*。御津虎倉産廃処分場、設置許可取消(行政訴訟)と建設差止(民事)控訴審判決で、前者は敗訴(岡山市が認めた建設許可は違法ではない)でしたが、業者への差止訴訟で勝訴。ということは建設されないという判決です。
〈主文〉
・原判決を取り消す。
・産業廃棄物管理型最終処分場を建設してはならない。
・焼却施設を建設してはならない。
傍聴席で聴いて、ほんと?と、だんだんと嬉しさが込み上げてきました。一審、負けてますから。写真は、判決直後の集会にて。どうして勝ったのか、弁護士の方の話を固唾をのんで聞きました(^^)。皆さん、長い闘いの末のこと。涙が込み上げてきます。
夜の現地での集会では、より詳しく弁護士の方から内容を聞きました。差止の理由は次の通りです。
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世界の平均地上気温等の上昇により、今後、大雨が発生する頻度及び雨量の増加が予測されているところ、集中豪雨時等において、本件施設における浸出液調整池の容量不足のために、侵出液調整池から漏出した有害物質を含む浸出液が本件処分場から大野川や宇甘川に漏出する蓋然性が高く、宇甘川や宇甘川沿いに取水口がある紙工浄水場から有害物質を含有する水を摂取した者の生命及び身体に危害を及ぼすという重大な結果が発生すること、ひとたび有害物質が大野川や宇甘川に漏出すれば、その被害を回復し、拡大を防止することが著しく困難であることに照らせば、本件処分場から漏出される有害物質により宇甘川や紙工浄水場の水を摂取する者の生命及び身体について社会生活上受忍すべき限度を超えた被害を受ける蓋然性が高いと認められるから、差止めの必要性を認めることができる。
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本当によかった。ありがとうございました。
業者が上告する可能性もあり、まだまだ気を許すことはできません。水源地に産廃処分場をつくってはいけません。そんなところに許可が認められる行政を今後質していく必要があります。
「おにきのぞみ虹色メール&FAX通信(20103.12.26)」を発行しています。