私の属する「特別会計決算委員会」が行なわれました。
国の会計検査院から、2003年度~2008年度の需用費・旅費及び賃金についての不適正な経理が指摘され、岡山市は全庁調査を行っている最中です。本来は11月議会で前年度決算の認定・不認定が行なわれるのですが、2009年度分についても調査の必要があると認定が持ち越されました。そして、2月3日に、2009年度の会計において、3262万円(1412件)の不当経理があったと発表し、陳謝しました。これを受けての決算委員会でした。
事務用品などを複数回納入したにもかかわらず、金額が釣り合う別の物品を購入したようにして手続きを簡略化した「一括払い」、ファイルなど事務用品を購入したと見せかけ、パソコンなどの備品を購入した「差し替え」などです。
特別会計では、70万円余(30件)。制度上の問題、厳しい人員配置など課題を整理して、今後このようなことがないようにしなければなりません。国が不適正、岡山市も不適正であり陳謝しているので、当然、不認定だと私は思っていましたが、議会では、認定されました(不認定は、市民ネット、公明党、共産党)。