写真は、マレーシアの「テ・タレ」です。練乳の入った紅茶ですが、ただのミルクティーではなく、こうやって高いところから何回も注ぎ落として泡立たせるのです。この技がすばらしく、味はマイルドに。ホント、美味しかったです。これは、今日、おこなった、京山地区ESDフェスティバルの「AKPワールド」の最後の盛り上がりに行なう予定でしたが、司会の私がすっかり忘れてしまったのです。用意をしてくださった、マレーシアの皆さん、ごめんなさいm(__)m。民族衣装もきれい。
今年のフェスティバルのテーマは、「遊んで、食べて、京山がわかる!」。この「AKP(A=遊んで、K=京山、P=パーティ)ワールド」も、まさに、マレーシアの遊び、昔話の紹介、中国のギョウザの話、そして、各国のジャンケンと、パーティーは小さな子どもも興味津々。そうそう、パーティの食べ物の、マレーシアのお菓子、中国の水餃子、そしてお好み焼きは、参加者みんなで一緒につくりました。「楽しかった」「面白かった」「美味しかった」と。
そして、京山の何がわかったのか?
私自身が改めて実感したのは、京山地区は「多文化の宝庫」であるということ。料理と遊びを教えてくださったマレーシア人6人、中国人5人は、京山地区の住民もしくは京山公民館の講座に来られている方です。料理を一緒につくりながら、「マレーシアの主食は?」とか、「えっ、すぐ側に住んでいるのね。そういえばゴミステーションで…」とか。マレーシアのお母さんたちは、子どもたちにマレーシアのことを伝えるために担当を決めて一生懸命準備をしてくださいました。中国の方は、水餃子の話をとても面白く話してくださいました(この話を聞いただけでも、けっこうお得感(^^))。話す皆さんの顔がピカピカながら、聞く子どもたちの目はキラキラ。
「いっしょに何かをする」こと、「外国の方の参画の場がある」こと。多文化共生社会へのキーポイントだと思います。そして、小学生が中心の料理の準備と本番を、たくさんの地域の方が支えてくださいました。
もちろん、このフェスティバルのメインは、津島小、伊島小、京山中の児童・生徒たちによる「ESDサミット」。私は残念ながら、「AKPワールド」のため参加できませんでしたが、県外からの視察者も含め、たくさんの方に囲まれてのスタートでした(^^)。
明日もフェスティバルはあります。