岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

5月15日 一人ひとりが輝く“虹色”のまちづくり

2010-05-15 | おにき日記





 午前中、津島福居の“いきいきサロン”では、高齢者の皆さんと一緒に折り紙を楽しみました。金魚やカエルなど今まで折ったことのない折り紙を見ては感心。遅く行ったので教えていただくことはできませんでした。私がマスターできたのは、チョウチョ。これ、羽がパタパタと動くのがミソで、3匹飛んでいると、様になっているのですよね。地域の皆さんのお世話にはいつも心温まります。

 さて、写真は、ユニセフの現地報告会の講師・村田民雄さん(NPO法人e&g研究所代表/福山市)と。出会ってもう20年以上。兄のように慕い、いろんなことを教えていただいている方で、多文化共生活動の草分け的存在です。タイトルは、「貧困・共生を考える ~ハイチ、カンボジアでの交流・協力をとおして~」。ハイチ地震について学びを深める現地報告会です。地についた活動に基づく、わかりやすく爽やかな話しは変わりませんね(^^)。
 ハイチの国際空港に降り立つと、360度緑がない。緑の残存率は2%で、絶望的かなと思うくらい貧しく感じるのだそうです。でも、人々は陽気ですよと。
 貧困ゆえの脆弱な建築物が今回の地震の被害を増大させています。元駐日大使の方は、今回の地震で足を失った子どもたちが自立していくため、農作物作りとリハビリができる村を作りたいと言われているそうです。国という境がなくなり、資本がかけめぐるなかで、途上国の弱いところにしわ寄せがきている。できるところで支え合っていきたいと。
 村田さんが行っていらっしゃることの一つが、技術移転です。カンボジアで、安全な水確保と太陽光発電事業を行っておられますが、学校での太陽光発電で、照明のみならず、パソコン、扇風機まで動かしているのには驚きました。

 この後の“たんぽぽネットワーク学習会”では、安藤希代子さん(倉敷市障害児学級親の会会長)による方向性と元気をいただく素晴らしい話を聞きました。また、アップしたいと思います。

 今日最後の「DVサポートシステムを支える会・岡山」総会は第10回を迎えました。会員数は少ないですが、ピリリと辛いトウガラシのような存在だと思います。記念の学習会では、「子ども総合相談所開設1年~現状と課題について~」と題して畑地所長が話をしてくださいました。児童相談所のモットーは「チャイルド・ファースト」。この一年間で、「子どもを返してほしい」という保護者の悲痛の訴えのなかで折り合わず、警察に来ていただいた件数は7件。ほとんどの方がDV被害経験があり、女性相談所からのサポートになった方であると。「本当に扱うべきは親」で、福祉事務所や保健センターと連携プレーで臨んでいるそうです。

*土日はいろんな企画が目白押し。いつもは一つか二つを選ぶのですが、今日は、どれも印象深かったです。

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