岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

7月22日 川崎市はるひ野小学校・中学校(小中一貫教育)への視察

2010-07-22 | おにき日記




 
 視察の二日目は、川崎市のはるひ野小学校・中学校。2008年度から、小中学校合築校舎で小中一貫教育を行っている学校です。小中学校の9年間を、4(小1~4)-3(小5~中1)-2(中2~3)の節に分けた教育課程を編成し、小中教員の相互乗入授業、小5、6には学級担任と教科担当による授業の併用やジュニアクラブ(部活につながるもの)など、中一ギャップ解消が意識されています。教員には、小中学校の兼務が発令されており、9年間を通して子どもの成長を見守ります。

 写真の私の後ろにあるのは、小1、2年生の教室にある〈包(パオ)〉。ミニステージ・ミニ空間で、子どもと教員が同じ目線で活動できるところです。

 今、岡山市では足守地区で、小中一体型校舎の建設を検討中です。保護者の不安に、小中の運動場が同じでは危ない、小6のリーダーシップ育成はどうなるのかなどがあります。小学生と中学生では授業時間の長さが違うので一緒に遊ぶことはないそうですが、運動場の隣りにネットで区切った芝生広場があり、低学年はここで遊ぶのだそうです。体育館は2つあります。また、3つの節にわけているので、最年長のリーダーシップ育成の機会は2回となり、小学校だけで集会をするなどの工夫ができるということです。

 中1ギャップならぬ小5ギャップの場合があるそうですが、それで何らかの問題があったことはない。また、スタートして2年経っての保護者アンケートでは、おおむね安心して子どもを学校に通わせているということです。他にもさまざまな貴重なお話をいただきました。この学校のある麻生区の小学校から私立中学校に35~40%が進学するそうですが、この学校では1割程度ということです。

 かなり条件が違うので、足守地区に、即、適応できるわけではありませんが、参考になりました。


 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 7月21日 今日から、市民・文... | トップ | 7月23日 実は納豆でした &... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

おにき日記」カテゴリの最新記事