新潟市役所で出迎えてくれたのは、ドカベン。漫画家の水島新司さんが、新潟市出身とのことです。今日から、3日間、市民・文京委員会の視察です。
初日は、新潟市の「スポーツ振興基本計画」についてです。2006年度から10年間計画で、健康・競技・みる・支えるという4つの視点から、基本計画をたてています。J1のアルビレックス新潟の試合には、毎試合4万人が観戦するという土壌があります。
週1回以上、スポーツ・運動をする市民の割合が、2003年調査で15.9%と国の35%を大幅に下回っていたことから、10年間で50%に引き上げることを目標にしています。2008年調査では、40%近くまで上がっているということです。
基本計画策定にあたっては、市民への調査をし、審議会や策定検討委員会をおき、関係者・市民の皆さんに関わっていただき、市民からの意見聴取・反映の機会が持たれています。審議会発足からでも丸3年。調査段階を入れると更に長い年月がかかっています。プロセスに多くの方が携わると、実行力があると思います。
そして、基本計画推進にあたって、評価のための推進会議をおいています。作りっぱなしになりませんね。地についた丁寧な進め方が、岡山市でも望まれます。
推進体制や施設整備は、政令市移行において大きな権限を区にもたせるということで、区単位で行われています。岡山市も同様の方針でしたが…。
健康は何より大切なこと。運動・スポーツの筆頭は、ウォーキング・ジョギングとのこと。私も体を動かさないといけませんね。この基本計画は、2000年の国の基本計画策定で義務づけられ、岡山市にも策定が必要なものです。
