岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

8月18日 全国政策研究集会2016(小金井市の環境楽習館 & NPO法人「地域の寄り合い所 また明日」

2016-08-18 | おにき日記








18~19日と東京に「全国政策研究集会2016」で勉強に来ました。初日は、小金井市の「環境楽習館」とNPO法人「地域の寄り合い所 また明日」の訪問です。

環境楽習館は、東京都の地球温暖化防止にむけての補助金を活用して、市民・大学・行政が協力をして計画をたて、運営している、小金井市環境配慮住宅型研修施設です。環境楽習館そのものが、エクセルギーハウスということです。初耳の「エクセルギー」ですが、太陽光や風や雨水などがもつ温かさや冷たさが拡散していく能力(エクセルギー)をうまく活用して(電気エネルギーに変えることなく)、建物の温度を調整しているということです。
建物の屋根近くの両側に風を通す扉が並んでます。天井には雨水を利用した冷放射パネルがあり、蒸発による気化熱で温度が下がります。そんな工夫がいくつもあります。クーラーがなくても心地よく過ごせるということ。また、台所排水は、家の周りに水路をめぐらし、そこに棲む微生物の力で浄化をし、再利用させる仕組みです。
私が写っている写真は、この施設の運営を委託している「NPO法人こがねい環境ネットワーク」の瀧本さん(女性)と神村さん(左端)と建築家の黒岩さんです。
岡山市は旧山上最終処分場跡地にエコ交流館が4月にオープンしています。まだ行っていないので、訪問をして、どんな内容や仕組みで研修が行われているのかをみてみないといけませんね。







そして、NPO法人「地域の寄り合い所 また明日」の森田さんの話しを聞きました。この施設は、認知症専門デイサービス、保育園、地域開放スペースなど4つの複合施設です。ベビーからおばあちゃん、そして地域の皆さんが一緒に過ごしています。ベビーとおばあちゃん、いい相性だろうと推察できますね。
アパート1階、5部屋の壁をとっぱらった細長いスペース。ベビーとワンちゃんの鳴き声がして、私にはとても居心地いい場です。誰もがみんな支え手になれる、地域の人びとの力を引き出す場とのことです。なんと、がんばるなぁ。


コメント
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