即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

140字の説得力

2011年01月03日 20時49分09秒 | 雑感
内海桂子・好江の漫才で一世を風靡した内海桂子さん

もうすぐ90歳だというのに、毎日twitterで数々の説得力あるtweetをしています。
R25でもこのtweetは面白いと取り上げていますね。

昔から一家言ある人だったけど、140字の中に、これだけ毅然としてきっぱり言い放つのはなかなか出来ないと思う。
日々の生活のいろんなところに目を配っているし、年を重ねてきたことの重みをすごく感じます。

年末から年始にかけての切れ味鋭いtweetを鑑賞してください。
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小沢さんは人に言われて何かする人ではない。自分の意思で動く人。自分に協力してくれる人を見抜く能力は半端ではない。そんな人に精神論を持ちかけても相手になるはずもない。すべて小沢さんの側に入り込んで話が出来るか、でもそんなにへそ曲がりで複雑な人ではなく、本心は楽しい人だと思う。

給食未払いは子供手当てから差っぴく。でも国と個人が直接係って解決する事項ではない。赤紙で強制的に軍隊に入れるやり方みたい。ただそもそも子供はまず自分で育てるもの。給食費を払えないのなら別だけど、いい訳をして払わない人にご自分で弁当を作って子供に持たせる位の意地を見せてと言いたい。

CNNでアメリカン・アイドルという米国版素人のど自慢大会で大変歌がうまく絶対優勝すると思っていたがなれなかったアダム君をインタビュー。断トツに歌がうまいのに全米の電話投票で勝者になれなかった訳は彼が同性愛者という噂が駆け巡ったからだそうだ。彼も肯定していた。これが米国の常識か。

例のビデオを流出させた海上保安庁の人が処分される。容易な事はそれこそ簡単にやるけど、そんならそのビデオの公開はどうした、ぶつかってきた中国人はどうした、ぶっつけられた船の修繕費はどうした等々いわゆる我々国民に対する情報の発信が誠にアンバランス。もうあの船は税金で直したんですかね。

海上保安庁の方は処分された上に職を失うんですって。それならぶつけた中国人を逃がした政治家はどうなるの。知る権利をあれほど主張しているジャーナリストが問題視している風には見えないし、逃がしたのが国家的判断と言うなら修理費を税金から払う理由を説明してくれ、え、自分で払うの。

ケーブルTVで市川雷蔵さんの「弁天小僧」をやっていて最後に折れた櫛が映っていました。「櫛は縁切り かんざしゃ形見 指輪は当座の縁つなぎ」ということわざを思い出しました。男が女性に上げるものでもよく考えてプレゼントしないと変に誤解をされますよ。意味が良く判ってやる分にはいいけど。

今日の天皇陛下のお言葉を聴いてとても国民を大切に思っていて下さること有り難く思いました。手術をなすったお体にもかかわらず、逆に異常な気候にめげずに立ち向かって下さいと我々を励ますお心持ちは、とかく国が何かしてくれて当たり前の当世風人頼み主義にカツを入れて頂いた気分になりました。

東京下町が下町たる所以は年次の仕来たりをきちんとしている所にあると思います。年の瀬は新年を祝う為に家々の玄関先に門松が備えられます。これは町内会が元締めで各町会の組頭が青竹と松の枝をわら縄で縛ってこさえた門松を各家に飾っていきます。街全体が新年を祝う雰囲気がとても良い感じです。

世の中が変わったとしても、男を巡って女がいさかいを起こしてそれを世間に自分から公表するなんて考えもしませんでした。もっと変ったのは女からの貢物をホイホイと受け取る男の料簡。実情はかなり違うのでしょうがこんなのは常識の領分で解決しないと独立した社会人としては認められなくなりますよ。

いくら皆平等だといっても修行してきた過程で自ずから差はつく。団十郎さんが問題児でも息子のことであれだけ頭を下げて謝っている姿を見ると、もうそれでいいじゃないかという気になる。執拗に後を追って一方的に質問を投げかける映像を見るとこの人達は一度でも歌舞伎に接したことがあるのかと思う。

テレビのチャンネルが増えたせいもあるでしょうが今年は結構クリスマス絡みの放送が流れています。良いことだと思います。何も色の付いていない子供にとって人間が長年培ってきた歴史的行事を知ると言う事は大きな財産になります。こうゆうものは視聴率を云々カンヌン言う人にはとても無理ですね。

地方の人が高齢化で若者は県外流出、過疎化と嘆いている。こうなると施政者は何かしているのかと思う。地元に住んでいない役人等が突然知事になりやり遂げるのかと思うとあっという間に辞めて、あっという間に中央政治に出て来たり。昔は困窮した地方にちゃんと産業を根付かせた施政者が各地にいた。

日本堤の桜肉店「中江」で一杯やってきました。80年前初めて義父に連れられて行ったお店です。当時ケトバシも桜肉も知らないでただおいしいお肉だと思いました。食事中に中江さんの4代目の坊やが挨拶に。御年九歳、と言う事は私が子守奉公にでた年で思わず抱きしめて「米寿」のさのさを唄いました。

ふと昔のことを思い出しましたが、昭和初期の馬肉は相当安かったんです。多分労働馬を食肉にしていたはずで牛が百匁20銭のところ13銭でした。何で13銭と覚えているかというとお釣りの7銭で煙草のバットを買って帰ったからです。最近の馬肉は食用に飼育されているので大変に柔らかくおいしい。

大越さんが「何となくもやもやしたうちに年を越します」と言っていたがまさしくその通り。政治家に期待するのは将来を見据えた大きな勇気だと思うが、どうも飛びぬけた人が見当たらなくなった。今を見失なってモヤモヤしているうちにあっという間に地球は回っちゃいますよ。自信のある日本に住みたい。

小沢さんは自分で作った政倫審が足枷になるとは思ってもいなかったのでは。でも証人喚問を防ぐ布石を打っていたとすればさすが。期待はずれなのは官房長官と首の交換を要望したとなれば悪いけどそんなモノなのとガッカリ。彼の辣腕はその辺のクラスではないと思うから少々のことは許すと、、、ね。

全国大移動が始まって子供さんへのインタビューが多いわね。「何処に行くの」「おじいちゃんの所」「お年玉もらえる」「もらえるよ」「沢山もらえると良いね」「はい」ですって。昔なら「何処行くの」「おじいちゃんち」「おじいちゃんお元気」「勿論だよ」となって子供にお金の話題は必要なかった。

我が家も大掃除が終わったみたいです。新年はきれいに迎えたいですもんね。最近は着物を着る人が少なくなったけど、本来なら正月には卸し立ての晴れ着を着て気分も新たにします。その時に仕付け糸を取りますがこれは新しく袖を通すという印です。と同時にそうゆうことをするという躾の意味もあります。

今日の浅草演芸ホールのトリを務めて、私の今年の舞台は納めとなります。多大なご声援頂戴できましたこと心より感謝申し上げます。平成23年は卯年ですが、何とか盛り上げて景気の良い年にしたいものですね。卯年の新作都々逸です 「兎さん ピョンと飛び越せ 不況の波を 大きなお耳で 福を呼ぶ」

今日の毎日新聞に今年の物故者名が掲載されていました。同じ年の石井好子さんのお名前もありました。同じ戌年だと事あるごとに引き合いに出させて頂いていたのでとても残念です。この歳になりますと毎日の行動に緊張感を強いられます。油断が即事故につながるからです。この年になって良く判りました。

郵便局の人は今日も配達に頑張っています。国会では郵政法案提出でもめているようですが、配達基準が変るとかはないんでしょうね。と言うのはまったく普段着の人がけっこうな郵便物を持ってうろうろしているので聞いたら宅配会社のアルバイトさん、地理が判らないんだとか。ちゃんと配達願いますよ。

明けましておめでとうございます。「元日や おのが女房に ちょっと惚れ」 大晦日ぎりぎりまでザンバラ髪で動き回っていた女房が元旦の朝にはきちっと丸髷を結って晴れ着を着て雑煮を食べている姿を見て亭主も思わずニコッと。丸髷を結えるのは奥さんの特権で色町は島田や銀杏返しに制限されます。

箱根駅伝を見ています。ハラハラしているのは中継所の介護員の動き。選手を側道に運ぶのが役目、でもけっこう失敗している。他人の体に触れるのが怖いのか恐る恐るやっている。選手が前のめりになっているんだから、その前に回り込むか懐に飛び込まなくてはとても支えられません。選手を壊さないでね。
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