波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

中級老人への準備【弾いてもいいかな編】

2016年10月21日 | 日記・エッセイ・コラム

【次回から続く】
意のトップは「ピアノ」だ。一曲弾いて終わりたい。波風立男氏に小学校教師を断念させたのがピアノだった。「いつか見ていろ」とナケナシの貯金を叩き白金堂からローンで買ったのが30歳。これまで鍵盤に触れたことは無い…だから、やれば意外にできたりして(笑)。この根拠の無い自信で今まで生きてこれたのだから今度だって、と波風立男氏。既に曲目は決めた。思いつきで、「『いきものがかり』の…励ますやつ」と騒いでいたら、ママヨさんが楽譜を持ってきた。なんでこんなのが家にあるんだ?怖くて開いてないが、やれば意外に…。

22歳の初夏、教員採用のピアノ試験。「指はきれいだった」と仲間から励まされたのは、「ここまでひどいとは」と音楽教室が凍りついた後だった。自慢じゃ無いが、バイエル25番で卒業した波風氏、おおらかな良い時代だった。
 「あの指はどこへ行ったのですか?玩具のグローブみたくなって」と何かの拍子に笑うママヨさん。その言葉、後悔させてやる、お前を朝から寝させない。(鍵盤による騒音でですよ)【次回の「画いてもいいかな編」に続く】


※波風的な老人区分け:55~64歳が初級老人、65~74歳が中級老人、75~85歳が上級老人。波風氏は現在、『初級老人(後半)』前回と今回の動画(GIF)はプロ作家のもの。なるほどこう動かすか、参考になるね。

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中級老人への準備【決意表明編】

2016年10月20日 | 日記・エッセイ・コラム

もしもの際に

中級老人は荒野をめざす。ボーっとなんかしていられない。64年間の人間修行で浮かんだ「面白そうなこと」が待っている。
 今までやらなかったのは「忙しい」を言い訳に、難しそうだから放っておいただけなんだが、ここに及び「そろそろやってみるか」の波風立男氏の無謀さが嬉しい。「言っちゃったから、やっちゃう」で禄を食んできた延直線、だが競争無し、損得なしの『自己責任』というのが今までと違う。老人生活は何て素敵なんだろう。嫌なことは全部忘れて、「やりたいことはだいたいやった」と、もしもの際に旅立てるかもしれない。それが、記憶という記憶を全部忘れてしまう前後の関係なく。
 決意の第一は…
【次回に突く】


※波風氏の老人区分け:55~64歳が初級老人、65~74歳が中級老人、75~85歳が上級老人。波風氏は現在、『初級老人(後半)』昨日、内臓検査。CTスキャンはいつも、雪原でトンネル掘って遊んだのを思い出す公式裏ブログ「ヨーコさんの言葉で更新しました。

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【その286回】男の隠れ家

2016年10月18日 | 【保管】一寸凡師コラム
男の隠れ家
 
   波風さんの“男の隠れ家”を訪問。手作りの机やイス、整理された工具類、天井からぶら下がる裸電球・・・、男心をくすぐられた。
 
    小生も来たる べき“DIY道”に向け、スライド丸鋸盤とルータを品定めしたい。キーワードは“そう何度も何度も買い換える物じゃ無いから、多少高くても長く使える物 を”。荒馬さんの理解ある対応に期待。手始めに作るのは、7~8人で囲める大きめのテーブル。凡師の生まれ故郷秋田の“杉”でチャレンジしたい。問題は、 大きめのテーブルを作る作業スペースが無いこと、完成したテーブルを置くスペースも無いこと。波風さんの隠れ家の中に凡師スペースを作ってもらうしかない か・・・。
 
 

 
波風立男氏から】昨日、凡師さんが「波風食堂開店予定」の作業小屋訪問してくれ、今日のコラム。そうか、そうか、『男心』をくすぐったか(笑)世界に広げようDIYの男心、平和と安全をめざす老人生活はモノづくりから画像は一昨日の朝作ったカッテングボード。波風家公式エンブレム「へへつマーク」の焼き印押すとそれなりに。檜集成材使い、食器用木製品専用オイルで。
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第128回/成長の記録

2016年10月17日 | 【保管】腹ペコ日記

成長の記録

 お迎えのたびに読むのがとても楽しみなのが、託児所とのやりとりノート。託児所通いも1年が経ち、ちょっと読み返してみようと思っただけだったのに、1年分の記録に引き込まれ、結構長い時間読みふけってしまった。

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いつお座りができるようになったのか、はじめて立ったのはいつか、歩くようになったのはいつか。託児所での様子はもちろん、我が家での様子も伝えているため、成長の足取りがよく分かる。それに加え、自分達の子育てについての不安なども書いているので、親としての変遷も見えるようだった。また、家では見ることのできない他の子との関わりや、見逃していたまめたろうの変化など、スタッフの方の目線に改めて学ばせてもらったりもした。

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 一方、まめたろうの育児記録ブログは190記事くらいになった。こちらは、単純な成長記録を目的としつつも、離れて暮らしている家族や友人にまめたろうの様子を伝えるものになっている。まめたろうの成長は、いろんな形で、いろんな大人から見守られている。

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中級老人への準備【工作】

2016年10月13日 | 図工・調理

作と言うのには恥ずかしいが、素材に手を加え、達成感があるから、これはこれで工作。実家にあった小さな俎板、包丁の傷跡が無数にある相当に使ったもの。詩文でも彫ってみよう、と思う時、まっさらな無垢のより手垢のついた方をいつも選んでしまう。

作は小さな「ちぎり」。紫檀をリボン形に切り抜いてはめ込んだ。板の割れ止めが目的だが、意匠(デザイン)に意味が。前に作った大型テーブルで、ビス止めでなくあえて閂(カンヌキ)にしたのも意味は同じ。木は、そんな遊びを許してくれる。紫檀は硬かった。仕上げは食器用木製品専用オイルで。もう俎板としては使えない。何に使おうかなあ…。

作の不思議というか当たり前というか。捨てられるはずの俎板が、愛用品に変わった。汚れ、割れ、傷、すり減り、という年月の証が愛らしくて誇らしい。老人生活とともに、新しいものより古いものに目が行く。面白いことだなあ。


公式裏ブログの方に「10月12日(水) 書く仕事 」UP。「書く仕事」と打って「隠し事」が出てドキドキ(笑)明後日から来月3日まで『波風立男展』。最終日に「続 絵を描くこと」をテーマに茶話会(参加費:お茶代500円)

 

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