NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

自主性がなせる技

2009年12月14日 23時41分23秒 | 子ども
先日、下の息子の発表会を見に行ってきました。
クリスマス恒例の降誕劇です。


今年の年長(うちの息子の組)は年少の頃から
モンテッソーリ教育で育ちました。
とにかく「自主性」を大切にされていて
その子のペースで気付き、考え、実行することを
一貫して行ってもらいました。

家庭では見ていられないくらいじれったいことも
ありましたが、すべて自分でやろうとする姿勢が
随所で見られ感心させられることも多々ありました。


そんなクラスの降誕劇です。
従来までのような、やらされる劇ではなく
自分たちでアレンジしながら趣向を凝らして
発表会に挑んだのだそうです。


その発表会を見て驚きました。
ほとんどの子どもたちが緊張していないのです。
緊張しているでしょうが、それが態度や顔に表れず
ニコニコと、楽しそうにやっているのです。

ビックリしましたね。
これはもはや「自主性」がなせる技
以外の何ものでもありません。


誰かに言われ、その通りやるだけでは
あのような笑顔は出てこないと思います。

劇自体は従来までのやり方の方が
上手だったかもしれません。

ですがこんなに魂のこもった5,6歳児の劇は
初めてみました。
大げさではなく、親バカでもなく(苦笑)
あんな楽しそうな園児の劇は見たことがありません。

今まで味わったことのない感動を覚えました。
この子たちの将来がすごく楽しみです。