NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

子どもの教育

2015年11月27日 20時03分43秒 | 入試
「子どもの教育」と言ってもいくつかあって
学校、家庭、地域 これらそれぞれが
担っている役割があると思います。

小学校卒業の12歳くらいまでは
ご家庭ではなんと言っても「しつけ」です。
勝手に外で覚えてくることももちろんありますが
やはり圧倒的に自宅にいる時間の方が長いので
家庭で学ぶことがそのまま外でも反映されやすいです。

家庭で躾けると、言いましても
何も難しく考えるのではなく
本当に基本的なことで十分です。

たとえばあいさつ(おはよう、ありがとう、ごめんなさい、など)
は社会に出てから最低限のコミュニケーションツールです。

またルールや時間を守ること、自分の事は自分でする練習など
こういうことはご家庭が担っている教育だと思います。

間違った対応は外では恥をかいてしまいますが
ご家庭ならいくらでも経験させて大丈夫ですからね。
いっぱい経験させてあげたいです。


学校では学習と団体生活のしかたです。
特に団体生活でしょうか。
同年代や先輩後輩、教師と生徒など
さまざまなシチュエーションでの対応力を
教育できるのは学校しかありません。

そして地域。
家族ほど繋がりはないけれど
学校の教師以外で接する初めての大人です。
遠慮や気遣いなんかも覚えていくのも
やはり地域の方々との交流があってのことです。


学習塾が関与できるところはやはり
教科、入試、資格など「学習」です。

ただ、学習にもいろいろな要素が影響してきます。
学校や家庭での悩みなどを持っていると
点数に出てくるケースが多いです。

また時間管理や忘れ物、教わる姿勢や
言葉使いなど様々なアドバイスが可能なのも
学習塾の良いところかな?とも思っています。

限られた時間しか接することができませんが
学校、家庭、地域それぞれを統合した
総合的な「教育」を意識してこれからも
塾生には接していきたいと思っています。

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