NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

中学の実力テストについて

2013年02月06日 23時01分45秒 | 勉強方法
中学生の実力テストが1,2年生でも行われています。
実力テストは普段の定期テストに比べて
非常に難しくなっています。

もちろん習ったところなので、できなくはありませんが
なぜか点数が下がってしまうのですがそれは
「得点力」の問題です。


学力を見る際には、理解力と得点力の双方を重視しています。
得点力は目に見えて点数となりますので
わかりやすいのですが、理解力は日頃、指導に携わっている者
にしかわからないものであります。

いくら理解していたとしても
それが点数に現れてこなければ
先生に気付いてもらえないことが多々あります。
と、言うよりむしろ気付いてもらえません。


ところで、この理解力と得点力の違いですが
得点力を付けるには反復練習が効果的です。

何度も何度も暗記するくらい同じ問題を解き
テストに臨めば比較的高得点になりやすいですね。

理解力を付けるのにだいじなのは
参考書や教科書、解答集をじっくり読み
頭の中に入れる作業です。


それで、実力テストではその双方が問われていると
思っていただければよいかと思います。

よく似てはいますが、教科書や問題集と同じ問題が
出るわけではありません。
教科書などをしっかり読んでいれば(理解していれば)
多少困難な問題でも(くり返し解く練習をしていれば)
解くことが出来るテスト、になっているのです。


定期試験でいつも450点以上を取っている子は
この2点を意識して学習してみて欲しいです。

そして勉強が苦手な子も必ず平均点や順位を
重視して、安易に点数だけで一喜一憂しないように
気をつけてください。

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