NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

公私間の差っていったい何なのでしょう

2008年08月26日 23時59分27秒 | 学習塾経営
大学、高校、中学、そして小学校や幼稚園と、私立と公立の選択で
いろいろな議論がありますね。
ところで公私間の差っていったい何なのでしょう。

僕はお互いの立場で文句を言ってられる方ほど、この問いに
明確にはお応えできないと思っています。
片方の事しか知らないからもう片方のことを良く言わないのだと思います。

公立も私立もそれぞれメリットデメリットがあります。
もう少しその差を埋めることを本気で考えた方が良いと僕は思っています。
差、言うとどちらかが上でどちらかが下、みたいに感じてしまいますが
あらゆる点で上下あると思いますので、一概にどちらが上で、どちらが下、
みたいな話にはなりません。
(残念ながらそんな低次元な話になってしまっている方もいますが・・・)

ところで、世界でも有名なフィンランドの教育ですが
大学までがほとんど公立なので誰でもがんばれば大学まで学ぶことが
できる教育の環境なんだそうです。
下手な競争はさせませんし、何よりも学校間の不平等さがありません。
そんな環境で子どもを学ばせてあげたい!と思うのは僕だけでしょうか?

僕は公立であれ私立であれ、とにかく
指導者がしっかり子どもの目線に立つことができて
また、子どもたちが自ら育つ環境が整備されている必要があると思います。