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敵討ち、は、美談にあらず


「各々方(おのおのがた)、討ち入りでござる」とは、
赤穂浪士で知られる「忠臣蔵」のセリフ。
ちょっと調べてみたところ、今から、320年前(1703年)の話。

無念の死を遂げた主君の敵討ちを果たしながらも、
その後、切腹となる浪士たちの話は、心に響くものがある。

この“敵討ち”という言葉が出てくると、
イヤでも思い出されるのが、
昨年、安倍晋三、元首相を殺害した、山上徹也のこと。
もちろん、安倍晋三は、直接的な“かたき”ではないけど。
この事件以降、自由民主党(自民党)の議員たちと、
統一教会との癒着が、世間に周知されるものとなる。
あらためてとなるけど、統一教会は、霊感商法や高額な献金などが、
問題視されてきたカルト団体になり。
国家の動向を決めるようなエラい人たちが、己の利得のため、
そのような団体との“つながり”を求めたのは、
職業倫理を伴わない、重大な背任行為。

自民党が、政党として問題性をもつことも、次々と明らかとなっており。
今月には、自民党の各派閥の裏金疑惑まで報じられている。
報道番組や雑誌記事、インターネット上の投稿などから、
理解していくことで、
「殺人」という重罪行為すら、小さなものと思えるほど、
色々なことを知ることとなった。



追記:
「復讐は、正義ではない」
彼(山上徹也)に“殺人”という手段しか残されていなかったという状況は、
どうしようもない気分にさせられる。

殺人という、きわめて重い犯罪行為へと、駆り立てた統一教会とは、
どのような存在なのか?
そして、カルト教団と癒着していた与党政党である自由民主党には、
どのような問題があったのか?
カルト宗教、統一教会についての知識もなく。
政治や社会についての知識も、ほとんどない…というより、
これまで興味をもつこともなかった。
そのことを、安倍晋三、元首相の殺害事件以降、後悔している。
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