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合法差別!?:偏見や、不当な差別も、お構いなしの暴力上等!殺人だって問われない。


先週(2023年6月9日)、改正入管難民法が成立した。
与党(自民、公明)、維新を除けば、
ほとんどの議員が、反対する状況で成立したものとなり。

さすがにイヤなものを感じて、ニュースや情報番組での特集を見ているもの。
正直、この法案がもつ問題性について、ちゃんと理解できないでいる。
そこで、ネット上の投稿を見てみたところ。
難民と移民とをゴチャゴチャに認識している人たちも多く。
ボートピープルのようなイメージしか持っていない人までいた。
(他人のこと言えないけど、ね。:トホホ…)
難民申請をしている人には、母国が、戦火となり、
そのまま出国したことから、政治犯として逃亡犯罪者扱いされている人もおり。
そんな人たちを、単純に、不法滞在者や犯罪者として、
人権をないがしろにする国家へと強制送還するのは、
拷問や処刑を手助けするようなものとなる。
2年前(2021年3月6日)の名古屋入管による、
「ウィシュマさん死亡事件」だけでなく。
入管庁が、このように立場の弱い難民申請者へと、
ハラスメント行為、どころか、拷問同然の暴力をふるっていた映像も、
テレビ番組などで放送され、入管庁の組織としての問題性は、
かなりハッキリしており。
それは黙認も容認もしてはいけないものに思える。



なん‐みん【難民】
戦争・天災などのため困難に陥った人民。
特に、戦禍、政治的混乱や迫害を避けて故国や居住地外に出た人。
亡命者と同義にも用いるが、比較的まとまった集団をいうことが多い。
い‐みん【移民】
他郷に移り住むこと。
特に、労働に従事する目的で海外に移住すること。
また、その人。

法治国家の公職に就きながら、ゲスいマネをしているものなど、
正されるべきだが、事態を複雑とすることで、
有耶無耶にしているように思えるのは、気のせいだろうか?



補足:
子供の頃、よく大人たちに言われたものとして、
「言われぱっなしでなく、言い返せばいいだろう!」
「殴られたのなら、殴り返したらいいだろう!」などとは言われたもの…。

大人の社会において、そんなマネをすれば、かなりの大騒ぎとなり。
職場のエラい人から、長い説教をされることにもなってしまうけど…。
職場におけるハラスメント被害にあったとき、
ハラスメントによって、相手を沈黙させるしかなかったときがある。

これは、最初の段階でのハラスメント行為があったとき、
職場の上司や責任者へと、その状況と被害を報告しても、事態を理解できず。
何の調査も処罰もないまま、黙認されてしまったことからだった。
(J〇東日本の系列会社に所属していたときです。)
そのまま事態が、大事(おおごと)となった頃には、
“どちらが加害者か?”を、説明できないものとなっていた。
こんな話は、少なくもないのか?
セクハラやパワハラに対して、モラハラ同然の言動や対応をしなければ、
業務に支障が出るほどのことが、職場で常態となっているときまである。
最初のハラスメント行為が、黙認、どころか、ほぼ容認されていることが、
問題の本質ではあるもの。
この事実を認められない(責任の所在を追求されたくない)ことから、
事態を有耶無耶(うやむや)とされることとなった。

事なかれ主義…の人たちによって、
ハラスメントが黙認されてしまうのは、
この国では、よく見聞きする珍しくもない話。
先日の某芸能事務所の社長による長年のセクハラ行為の報道にしても、
社会の悪癖が、顕在化しただけにも思え。
何もかもがイヤになりそうになる。
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