二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094
はんぐおーば
昨年と今年にクラフトビール
来週から、某放送局より、こんな番組が放送される。
講師の藤原ヒロユキ氏は、
昨年の長和町で行われた「ウイスキー&ビアキャンプ」にも見られている。
さて…。
1年前、長和町で行われた「ウイスキー&ビアキャンプ」に関する記事をアップした。
各ウイスキーメーカーやクラフトビールなどのブースに加えて、
高橋ちかさんやハーモニックハンモックによる屋外ライブも楽しかった2日間だった。
そう言えば…。
手造り=クラフトビールとは呼ばれてはいるけど
日本では、クラフトビールの明確な定義はなく。
このブログ上でもクラフトビールとは、何なのか?を説明していなかった。
1994年4月の酒税法改正から、
ビールの最低製造数量基準が2000klから、60klに緩和された。
ここで、全国各地の小規模醸造のビール会社による地ビールがブームとなった。
その中には、町おこしや村おこしを目的としたものも多くあった。
どこか地ビールブームには、ほのぼのとしたところもあり。
あか抜けていない雰囲気があった。
しかし、当時の日本では大手ビールメーカーによるピルスナースタイルが主流であり。
割高な少量生産のスタイルは普及しなかった。
なかには、大手ビールメーカーより、
良質な原料に、すぐれた技術を用いているような印象もあるところもあったけど。
すべての地ビールが、そうだったわけでもなく。
価格の割には、それほど美味しくもないところもあった。
それに酒造業界は、採算性が見込めるまでに期間がかかる。
このブームは、やがて下火になっていった。
近年のクラフトビールも、この流れにあるけど。
現在の日本では、ベルギービールのような個性派ビールも受け入れられるようになり。
クラフトビールにも、インパクトのあるものが出てくるようになった。
もちろんクラフトビールの市場に、大手ビールメーカーが黙ったまま。
見過ごしてしまうほど甘くない。
今までにも、キリンビールからは、グランキリン。
サントリーからは、プレミアムモルツ“マスターズドリーム”
”夢”などが出されていたけど。
最近は、こんな商品も出されている。
大手のビールメーカーの商品は、原料に技術、経験に加えて、
マーケティングを含めた営業戦略など。
大変な技術が用いられている。
隙のない洗練さはあるけど。
反面、工場から、まるでプレス加工されているように感じるときもある。
大手ビールメーカーの商品をメジャー商品とするなら、
小規模のビール醸造家たちによるクラフトビールは、マイナーな商品。
しかし、これから新たなメジャー商品となるものが出てくるかな?
…と思わせる楽しさもある。
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