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44:年末から年始まで


もう昨年の話になるのかな?

その日、職場のPCが12月24日を日付表示していた。
それまで2~3週間以上にわたって、
街中に流れているクリスマスソングやイルミネーションの影響だろうか?
この日が、何の日だったか?を思い出すのに、一瞬の”とき”が必要になった。
“・・・あっ、そうか”。
もっと先のことのようにも思えていたけど。
“今日だったんだな”。
クリスマスを前に”祈り”にも似た心境になったときもあるけど。
スピリチュアルな存在を意識したことは、一度もない。
(ここで言う”祈り”は、宗教色のないもの:念のため)
それでも、お祭りやイベントがもつ空気・・・、雰囲気というものだろうか?
多くの人が、”何か、特別なこと”を期待できるような不思議な想いになる。



それから、1週間ほど過ぎた。
大晦日の日に家に着いたもの。
疲れ切って、床に転がったあと。
目覚まし時計が鳴り響くまで、意識が消えていた。
携帯電話の日付表示は、2014年になっていたが、ピンと来なかった。
この日も、仕事だった。
駅前には、酒に酔って地面にうずくまっている若者が1人いた。
年末年始に浮かれた人たちの空気は、毒気にも似ていて、
魔法のようなときも、呪いのようになってしまうこともある。

通勤者らしき人物など、まずいない。
電車はガラガラだった。



昼過ぎに食事に出ることにした。
そう言えば、年越し蕎麦を食べていない。
天ぷらチェーンの店に入ると、そばもメニューにあった。
1日遅れの”年越し”となった。
年を越したという実感はない。
・・・でも、2013年は終わったんだな。
そう思った。

昨年は、色々、お世話になりました。



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