二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094
はんぐおーば
ファミコン世代のノスタルジィ(後編)
家庭用ゲーム機の販売台数の大きさもあって・・・。
「パソコンでの売り上げがいいのなら、
次は、ファミコン(家庭用ゲーム機)だぁ!」・・・と考えるのが企業というもの。
それに売れているゲームタイトルなら、プロモーションも難しくもない。
この結果、家庭用ゲーム機では、
”ゲームセンターでも人気のあったゲームタイトル”と
”高評だったパソコン向けのゲームタイトル”との両方が楽しめる環境が
出来上がることになった。
そんなとき、
エニックスから発売されたファミコン向けのRPG「ドラゴンクエスト」が
大ヒットとなった。
ファミコン向け・・・。
言葉を変えるのなら・・・。
”ファミコン専用”。
もっと言えば・・・。
”ファミコンが無ければ、ドラゴンクエストは遊べない(楽しめない)!”。
そんなゲームソフトが大ヒット商品となったことは、
新聞やTVのニュースでも話題ともなり。
一つの社会現象とも言われるほどになった。
大ヒット商品となったドラゴンクエストは、シリーズ化されて、
現在でも、新シリーズの発売前日から、
量販店の前に列になって並ぶ人が出来るほどとなった。
RPGは”経験を通じて、主人公が成長していく”というゲーム特性をしているため。
当時、いかにも訳知り顔したコメンテーターが
「ゲームを通して、別の人生を体験していく」などと報道番組で伝えていたが、
現在のコンピューターゲーム環境下においては、それが大ゲサでもなくなっている。
フルCG(コンピューターグラフィック)のゲームキャラクターが
ゲーム画面で動き回り、映画なみのCG映像が展開するムービー演出。
そんな世界で、英雄や勇者として、
もてはやされたら「現実世界に帰りたくないよぉ!」となりそうだけど。
現在は、パソコンや携帯電話だけでなく、
ゲーム機だってネットワークにつながる時代。
「お前なんぞ!勇者と認められるか!
「キミぃは、今一つ、活躍が足りないねェ」
「なにすんじゃい!お前のドジで、ドラゴンに踏みツブされかけたじゃねぇか!」
・・・などと、ネットワーク上の友達や他人から、散々、なじられかねない。
下手をすると、ゲームの世界でストレスを抱えてしまって、
現実世界に弊害を起こしかねない。
まだ子供と言ってもいい年令くらいのときから・・・。
「ゲームばかりしているとバカになるぞ!」とは、ずいぶん言われた方である。
まあ、実際・・・。
本当にバカになってしまったけど。
もちろん、これはコンピューターゲームが悪いわけではなく。
「勉強もしないでゲームばかりやっていたから、バカのまま!」というところ。
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