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望まれること、求められること?


携帯電話の買い換えによって、
改めて考えさせられたことがある。
それは未成年者、とくに児童の携帯電話所持についてだ。
防犯ブザーなどの本体機能だけでなく、
GPSや位置情報サービスなどは、
誘拐などの凶悪犯罪への抑止力になると思っていたからだ。
・・・だが、それはテクノロジーへの妄信かもしれない。

子供の感覚と言うのは、実にシンプルだ。
悪意や敵意を、そのままブツけてくるところがある。
社会における実体験がともなっていない分・・・。
NAには、想像もつかないことが起きていた。
「プロフィールサイトに複数の名前を使って、特定の個人への中傷を行い」
クラス中から嫌われているような印象を与えるなどの「イジメ」。
(“イタズラ”では済まない。)

プロフ(プロフィールサイト)や裏サイトへの
書き込みにより、登校拒否や自殺などの深刻の事態も起きている。
子供を守るために持たせたい道具が、
子供同士で心を傷つけ合う凶器となりかねないのが実態だった。

これらの事実は、数ヶ月前、
「学校裏サイト」に関するTVドキュメントで、初めて知った。
子供の行動に対し、大人は、いつも認識が甘いのかも知れない。
その時期にブックマーク登録してある個人サイトにも、
小・中学生の携帯電話所持に関する記事が載った。
色々と考え、結局、文章も内容もまとまらないコメントを送り、
それが気になっていた。

未成年者が有害サイトにアクセスしないようにする取り組みが、
新聞に載っていた。
いつも思うことだが、現代社会は「情報化された社会」のハズなのに、
「何が正しい情報なのか?」が、わかりにくい世の中だ。
(携帯電話の過去の記事⇒・・・それほどの記事でもないけど、ね)



追記:
先月、闇サイトによって、
面識のない者同士が犯罪行為を行った殺人事件に対し、判決が出た。
理不尽な欲求と暴力で亡くなった被害者を思うと、
納得の出来ない人も少なくないかも知れない。
今さらだが、冥福を祈りたい。
(2021年9月画像追加、カテゴリー変更)
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