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名優の死


新聞の芸能欄は、いつも刺激的。
そう他愛のない芸能人の行動やパフォーマンスを、刺激的な表現で記述する。
昨日は、少し違った。
俳優の「緒方拳」が亡くなった。

今後、NAが見たいと思うドラマや映画が、かなり減りそうだ。
数年前、職場の同僚が、薦めてくれた映画があった。
「GONIN2」(1996年作品)。
”2”なワケだから、当然、”1”もある。
”1”が、どうも好きになれなかったから、あまり気乗りしなかったが、TSUTAYAレンタルとなった。
そう”ツマらない”作品だった。
暴力団に追い込まれた製鉄工場の男が、宝石強盗と係わった5人の女達とともに、暴力団との死闘になっていく。
「無茶苦茶」なストーリだ。
この暴力団との死闘をする男を「緒方拳」が演じた。
なんとなく展開も読めるのだが、目が離せなくなってくる。
設定もストーリも、ツマらないドラマのハズなのに、妙な迫力があるのだ。
「緒方拳」がいなければ、ゴミ箱に投げ込みたくなるような作品なのに満足していた。
※レンタルだから、無理だけど、ね。
ベテラン俳優として、NAも知っていたが、俳優とはスゴいものだと、改めて、思わされた。
しかも、当時、50歳を超えていたハズ。
それだけに残念だ。
明日、木曜から、「緒方拳」も出演するドラマが始まる。
正直、この訃報がなければ、見る気もなかったが、ハードディスクレコーダーに予約することにした。

やはり、残念だ。
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