数日前、よく閲覧しているブログ上の記事から、
あることを思い出した。
2年ほど前のこと、複数の事業所で仕事を兼務していた時期があり。
そんなとき、身体の具合がおかしくなったときがあった。
頭が痛く、全身に寒気があり、動くのも考えるのも苦痛だった。
その日は、スケージュール上、病欠できない日でもあり。
バファ〇ンを飲みこんで、職場に向かうしかなかった。
顧客と向き合うような仕事は、幸いにもなく。
事業所のPCを前にして、
就業時間が過ぎるのを待つことで終わりそうだった。
そんなとき…。
こちらが体調を崩したことを聞きつけて、直属の上司がやって来た。
「オイ、お前、体調が悪いのに、わざわざ職場にやって来て、
他のヤツにうつしたらどうする気だよ」
「これでスケージュールに穴が空いたら、また手詰まりになるだろう」と、
もっともらしいことを口にしていたけど。
自分で仕事を引き継ぐ気はないらしい。
どう言う訳か?
世の中には、病身の人間に対し、
なじるような言動をする人間がいる。
常日頃、世の中に対して、チリ積もった鬱憤を晴らしたいだけなのか?
それとも、安っぽい自己顕示欲を抑えられないのか?
他人が自分よりに不利なポジションにいるということを、
わざわざ実感しないと気が済まないらしい。
弱っている人間を前にしたとき、
意識的なのか?無意識的なのか?は理解できないけれど、
悪意的なアプローチをしてくる。
そもそもズサンな(バカげた…)スケージュールを組んでいたのは、
この男であり。
だからこそ、別の人員を頼めない状況に陥っていたのだけど。
「こういうときは別の人員に連絡をとっておくのが、当たり前だろう」と、
いつまでもやめる気がないらしい。
こんな言動や態度に憤りを感じないほど、寛大でもなければ、
アホウでもいられなかった。
「見苦しいところを見せて、申し訳ありません…。」
「しかし、それ以上、余計な口を開いたら、ブッ飛ばすぞ!」と、
かなり感情的な言動を、口にしていた。
この言葉に対して、何か言い返そうとしているのが分かったが…。
こちらの表情をみて、
ようやっと“本気”で怒っていることに気付いたらしい。
黙って、奥のデスクに下がっていった。
この事業所は、親会社の職場であり、複数の関連会社が入っていた。
一連の状況は、関連会社の社員も見ていた。

それから1年後…。
「あのとき、アナタの顔色は、かなり悪かったのに、
あの人は何もしませんでした、ね」と…。
当時のことを、近くで見ていた関連会社の方が思い出していた。
関連会社の人員が、自分の仕事や立場を理解して、
このような憤りを見せてくれるのはウレしかったが、
少し情けない話だった。
相変わらず複数の事業所を兼務しており。
一方的な使い捨て仕事を受け入れすぎたからなのか?
同じ会社の上司や同僚からは、軽く見られていたこともあった。
この事業所は、数人の人員しかいないことから、
関連会社の人員と仕事することが、同僚と仕事にあたるより多く。
もう少しだけ、話を続けることにした。
そこで、かなりトンでもないことを聞かされることになった。
「正直、所定の業務をキチンとこなしているのは、
アナタくらいですよ」
えっ!?
<2020年7月誤字脱字訂正:続く ⇒>
・・・これはネット上にあふれる“創作”の1つ(としてください)。
蛇足:
一方的に他人をなじるような言動を繰り返した末、
社会を腐らせるバイ菌のような人物がいる。
誰もが知っているような会社に所属していて、
肩書(役職や要職)こそ立派でも、
それは実力や経験が評価されてのことでもなく。
人知れず努力してきた訳でもない。
つまらないことなら、それなりに会話もできるけど。
大事なことでは、結局のところ折り合いはつくハズもない。
そのような相手とは、無縁でいたいのが、理想的だけど。
仕事でかかわることであれば、そうはいかない。