The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2008 シャトー・ドワジ・デーヌ セック バルサック

2011-10-13 05:20:47 | ワイン
休肝日のあとのご褒美でもないでしょうが、今日は外飲みを決め、
それであれば最初から帰りを歩きにすると宣言し、
バス乗り継いで大通りまで出たわけです!

バスを降りて間髪入れずに向かうはあのお店・・・
とにかく夜も7時を過ぎると腹が減ってかないません!

で、席につくなりシャンパーニュと凍りイチゴに出迎えられて、
メニューを見ながらソレを飲みつつ一息ついたのはイイのですが、
Kくんに白ワインとソレに合う料理を頼んだよ!とワタクシ・・・

あまりに腹が減って、思考能力ほとんどゼロ!
とにかくシャンパーニュを飲み干して、
『Kク』のカンパーニュにバターを塗るのが今の時点の専決事項!
まるで欠食児童のように飲んでは食べたわけ・・・
そして程なく落ち着きを取り戻しました。

ソコに登場したのがこのワインなんですね↓

とにかく驚かされたのは、その香りの高さ、そして品のよさ!
白い花を連想させ、白桃、レモン、パッションフルーツときて、
最後にシッカリとミネラルが全体を引き締める。
加えてスーパーでアロマティックなスタイルでワタクシの鼻空を擽るんですね!

グラスの表面にはエキスを証明する太い涙が流れ落ち、
色合いはまだまだ熟成の発展途上を思わせます。

味わいは綺麗な酸味と果実の程よいグリップが印象的!
この時点で総体的に見て新大陸はないと決定!
おそらくフランスかイタリアのどっちかで、シャルドネでもない・・・
ヴィンテージは2008年か2009年とまで絞ったんですね。

何とそのワインは『2008 シャトー・ドワジ・デーヌ セック』
すなわちボルドーはバルサックの辛口仕立てのワイン!

ソレが『砂肝のコンフィ』やら『豚肉のパテ・テリーヌ』などと、
見事なマリアージュを見せてくれまして、世は満足じゃ!と成ったわけなんですね♪

まあこれは後付けのお話になるのですが、
このシャトーは白ワインの権威『ドゥニ・ドウブルデュー博士』所有とのことで、
セパージュは得意のソーヴィニオン・ブラン100%なんですね・・・

さもありなん、という事でしょうか・・・

そして圧巻の後半赤ワインは次の機会に!