The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2006 フェルトン・ロード エルムズ シャルドネ

2011-02-18 20:34:23 | ワイン
先日のヌッフ行脚のスタートは、僅かにイエローに染まった白ワインが出てきたんですね!

大ぶりのグラスから立ち昇るアロマは、ビューティフルでピュアなスタイル!
しかも果実本来の香りではなく、後付けのニュアンスなんですね・・・
砂糖漬けの白桃にグレープフルーツジュース、そこに蜂蜜がビミョウなアクセント!

味わいはお仕着せがましくなく、斜(はす)に構えた感じ?
フルーツの純度は高く、軽やかですが、奥行きがある・・・
しかも時間とともに粘調性は増すのですが、それも一時で、
濃密過ぎる、所謂『シャルドネード』にはなりません!

結果、新大陸のシャルドネとの類推でしたが、
なんと、ニュージー・ピノで名を馳せている、
セントラル・オタゴの『フェルトン・ロード』のシャルドネでした!


ココの造り手も、バイオダイナミクスの道を行き、
溌剌とした畑から、見事に純度を追求したシャルドネが出来上がります。

このシャルドネに、一つまみの捻りを加えれば、
相当なブルゴーニュ・シャルドネになるのでしょう!