The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2007 モレ・サン・ドニ 1er Cru レ・シャリエール アン・エ・エルヴェ・シゴー

2011-02-05 04:54:40 | ワイン
エティケットの帯が光物になってからの、ココのドメーヌを初めて開けました。
エルヴェ・シゴーの話題を書き込むのに、ワタクシいつも躊躇するんですんね!
それは、数少ないコスパの優れたドメーヌであるから・・・
出来れば書かずに、しまって置きたい気分が半分なんですね。

昨晩は、家飲みで、思い切って、ブルピノのプルミエクラスを開けました。

それは盛岡に戻ってきてから、30年目に当たるその日だからなんですね・・・

30年前のその日に、青山のボルドー狂氏が、見るに見かねたのでしょう、
サクラの患者となって、自分の親知らずを抜きに来てくれたのを、今でも憶えております。
ありがたいことです・・・

さて、エルヴェ・シゴー、説明するまでも無く、シャンボール・ミュジニの造り手です!
相当前から、その地でワイン造りをしていたようですが、
業界で脚光を浴び始めたのは、90年代の半ばを過ぎたあたりからでしょう・・・

シャンボール・ミュジニでは、サンティエ、フエ、シャルムほか7箇所のプルミエを所有との事!
で、昨晩開けたのは、モレ・サン・ドニのシャリエールというプルミエなんですね・・・

このワイン、薄いながらも、きらきらと輝き、北部ニュイ然とした品格を漂わせます。

もちろん、ロブマイヤーに注いだわけですが、
果実のアロマは、ここのシャンボールに引けを取らず、
甘い香りとともに、チェリーやイチゴ系の香気が部屋中にあふれ出すんですね・・・
味わいは、ヴィンテージの性格もそのままに、スタイリッシュでワタクシ好み♪
透明感と思索的な要素を併せ持った、時間をかけて飲み込みたいワインであります。

さて、美味しいブルピノ飲んで、英気を養って、
今日は『業界の歳祝い』に出かけます!

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07’モレ・シャリエールはココで↓