The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2002 カゼ ピノ・ネロ アルベルト・アグイッソラ

2011-02-08 22:26:03 | ワイン
『ベルVル』で登場した、赤の一本目の第一印象は、約十年の熟成期間で、
クラシックな造りのボーヌのブルピノ・・・だったんですね!

でも、ヨクヨク飲み込んでみますと、ガッチリとしたタンニンが幅を利かせ、
しかも、ブルピノの熟成香の傍らに、
僅かですが米麹やマオタイのニュアンスが見え隠れするんですね!

しかも、グラスに伝わる涙は、濃密なエキスを示しております!
加えて、酸度はシッカリで、果実もイキイキとしているんですね・・・


これは、ブルゴーニュではないな・・・
これほどのタンニンであれば、ネッビオーロもありえるはず!
そこへ持ってきて、マオタイのニュアンス!

ピエモンテのネッビオーロ!と行きたいところでしたが、実は・・・
エミーリャ・ロマーニャ州のピノ・ネロでした!

ヴィンテージは2002年で、ホボ正解♪
イタリアまでは、良かったが、ピノ・ネロとは・・・とほほ!

ごく最近、トスカーナのピノ・ネロ『コルダイヤ』を飲んでいたのですが、

同じピノ・ネロでも、あまりのスタイルの違いに、ただただビックリ!

なるほど、イタリアは広いと言う事です!