The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2008 ル・ブリソー、シュナン・ブランです!

2011-02-07 21:13:03 | ワイン
春の気配を感じる日曜日の午後、ホーム・センターへ買い出しに行き、
その後、家に帰るなり、そこらじゅうのワインボトルの整理整頓を始めました。

リビングのユーロ・カーヴの上はホコリだらけで、
ここ数年間はワインボトルも位置を変えず、タイヘンな状態だったのですが、
今日こそは!と、意を決して、その禁断の場所へ、清掃の手が入ったわけなんですね・・・

こんなん、放置していた領域ですが、これがやり始めると手が止まらず、
気がつけば、夕闇迫る時間にもなりまして、
厨房掃除に勤しんでいたK子先生と『どうしましょうか?』と夕食の相談です!

で、久しぶりに小人町の『Bルヴィル』行脚と致しました!

まずは、ピクルス、グラタン、ブルージュのバケットをいただきながら、

いつものパターンで、山梨県のビールで喉を潤します。

続いてワインとなるわけですが、今回は珍しく、赤の前に白をオーダー!
で、ソムリエSちゃんが恭しく差し出した白ワインが、
なんともいえない色合いを呈しておりました。

それは、僅かに琥珀の輝きを見せ、グラスに伝わる涙は太く落ちにくい・・・
すなわち濃厚なエキスの証明です。
グラスから立ち昇る、特徴的なブケには、洋ナシの摩り下ろしやら、
熟したプラムのアロマを感じるんですね・・・そして、蜂蜜と焼きたてのブリオッシュ!
もちろん強いミネラルで締まりつつ、フルーツには酸度の下支えもホドホドに、
僅かに見え隠れする、甘みと苦味成分が、いつものスタイルと違うわけ・・・

一瞬、凄い造りの『マコネーズ』を連想しましたが、
正解は『シュナン・ブラン』、しかも鬼才『クリスチャン・ショサール』の、
看板白『ル・ブリソー』でありました!


兎に角、手放しで、このワインは美味しかった!
品種も関係なし、どこのワインかもイイでしょ、食べても良し、そのままでもOK!

それが、結果ビオだったと言う事です!