The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

甲州を語れば・・・続アルガブランカ

2010-10-06 20:43:41 | ジャーニー
『番匠田』のワイナリーが見渡せるベランダで、甲州種のテースティングが中盤に差し掛かった頃、


お互いの『ワインを語りたい・オーラ』がそうさせたのか、分かりませんが、


いつの間にか、オーナー一族常務有賀(アルガ)氏と甲州を語り合っておりました。


実は、ワタクシ当方のワイン会にて、『ピッパ』はもちろんのこと、


超優良スパークリングの『ブリリャンテ』シャープな味わいの『クラレーザ


そして、その頃は『海の物とも、山の物とも、分からない』件の『イセハラ』をも飲み込んでおり、


常務氏の熱いオハナシにも充分に対応可能!


熱いオハナシに、熱いワインヒートが絡みまして、帰りの電車の乗車時間もソッチノケ!


その中で、やはり話題はおのずと『イセハラ』の方向に進むわけです。


そして、ワインショップのおばさんに、ついさっき『無いです!』と断られた『イセハラ』でしたが、


有賀氏曰く『チョット待ってください・・』となりまして


そして、おもむろに出してきましたのが『イセハラ(伊勢原)』であります!


その時に飲んだ『イセハラ』は、格段の『イセハラ』・・・


一緒に飲みました89’息子も『何、この香り?』


息子じゃなくても驚きます!それは、この世の物とは思えない香気を発しておりました!


ビヨンド・ディスクリプションなのですが、敢えて言わせて頂きますと、


清廉な柑橘系のトップに、濃厚なキウイフルーツと桃のジャム、そこに蜂蜜と、レモンを一滴・・・


そんな強烈なアロマなんですね・・・正しく『イセハラ』の香気に眼が覚めまして、


有賀氏に別れを告げ、次のワイナリーへと向かいます!


ということで、続きはまたの機会に・・・



そして『アルガブランカ』へ・・・

2010-10-06 07:08:15 | ジャーニー
シャトー・ルミエールから徒歩で15分ほどの所に、


目当ての醸造所がありました。


古色蒼然とした瀟洒な和風家屋、チョット見だけでは、


古い屋敷を改造した老舗の酒屋のようにも見えますが、


なんとそこが山梨の最大手のワイナリーの一つ『勝沼醸造』なんですね・・・


『勝沼醸造』こと『アルガブランカ』は、甲州種に特化した老舗ワイナリーで、


こと甲州種に関しては、生産量第一位とのこと・・・


実は、今回の89’息子との二人旅行も、この醸造所が目的地の一つだったわけです!


まずは、玄関から入りますと、暗い通路がありまして、


古民家の風情を残しつつ、明るい採光に恵まれたワインショップへと続きます。


ワインショップは、過去の『インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション』の


サーティフィケイトが所狭しと飾られていまして、その奥はベランダへと続きます!


ベランダの向こうは広大な甲州葡萄の畑でして、


コレがナンと、直近の自社畑の一つ『番匠田』なんですね・・・


まずは、テースティングじゃん!という事で、500円を支払いし、グラスを頂きます!


ワンショットのワインサーバーが12本並び、好きなものを飲める、好ましい体制です!


12本中、自慢の甲州が9本、控えめに赤が3本・・・


甲州の最後は『2005 アルガブランカ・ピッパ』・・・どうしても、そこに目が行きます!


『キュベ・イセハラ』は無いよな・・・


と、ナカバ諦めの胸中で、試飲を繰り返していた所に、


奥の間から、眼力(めじから)の強烈な御仁が登場!


変な話、向こうの御仁も、何かを感じたのでしょうか、


アッチへ行ったり、コッチへ来たり・・・


その瞬間が、オーナー一族常務有賀氏とのご対面だったわけ・・・続きはまたの機会に