The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2004 シャルム・シャンベルタン ドメーヌ・バシュレ

2010-10-13 06:22:13 | ワイン
かのワイン評論家『クライヴ・コーツ』をして、ブルゴーニュ最高の造り手と言わしめた、


『ドメーヌ・バシュレ』の当主は、40代前半の脂の乗り切った『ドニ・バシュレ』であります。


なんと、この造り手のフラッグシップ『シャルム・シャンベルタン』の2004年物が、


こともあろうに、先日のS台での同級会に登場しちゃったんですね・・・


同級生I藤氏の仕掛けとは、漏れ聞いてはいたのですが、それにしてもビックリ!


何故かと言えば、このワイン・・・欲しくても手に入らない!


そしてモシあれば、典型的な美しいジュブレイのグランクリュの味わいを、


心底堪能出来る代物だからなんですね・・・


2004年のブルゴーニュは、やや軽めの味わいで、熟成の早いレストラン向きでして、


ではそのヴィンテージの『ヴァン・ド・ガルド』タイプはどうなるのか?


と言いますと、正しく今回のスタイルになるのでしょうか・・・


すなわち、2004年物の『シャルム・シャンベルタン ドメーヌ・バシュレ』は、


そろそろ第一次賞味期間に入ったように思われます。


そのアロマはルーミエのボンヌ・マールに似て、バラの香りのアクセントに、


ノーブルなブラックチェリーと木苺の香りを楽しめます!


味わいは04’のそれではなく、目の詰まった、内実のある中にも、しなやかさを見せ、


飲み始めに和らぎを感じ、グラスで待つほどに、『ヴァン・ド・ガルド』の本性を現す!


今飲んで凄みを感じ、待って熟成の華を楽しめる・・・


そんな素敵な、それこそ『シャルム・・・』ではありました!


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07’ですが、シャルムはココだけ残っていました↓