The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2005 クロ・デ・レーヴ サンテミリオン

2010-10-28 16:13:34 | ワイン
チョット見では、まるでスペインの新興の造り手のようなエティケットですが、


ヨクヨク覗いてみますと、そこには『サンテミリオン』の文字が・・・


実はこのワインが、2004年がファースト・ヴィンテージの『05’クロ・ド・レーヴ』でした!


いつもの業界の会議の帰り道、KKで「本日の焼き魚」や「トンペイ焼き」を頬張りながら、


セミ・ドライのアンジュ・ブラン、ルロアのグラン・オルディネール、


そして06’シャトー・バタイエと豪華ラインナップで楽しんでおりました♪


そこへ、当初『夕ご飯』のつもりで入ってきた巨漢のE藤ブラザース


(巨漢のワタクシが言うのですから、本当に巨漢!)でしたが、


ナニやカニやで、ゴチャゴチャしている間に、いつの間にかワインを飲むことになり、


ケッキョクそのワインが開いたわけなんですね・・・


すなわち、当方がご相伴に預かったわけです!(アリガトサン♪)


向こうが見えないほどの、濃厚なガーネットの色合いで、本格的な右岸の香気を放ちます!


スパイシーなトップには微かななめし革、黒系果実のアロマにはジュヌパベリーのアクセント!


タンニンは豊富ですが、シナヤカで熟しております!


味わいは濃密で、長時間にわたって噛めるほどの肉体派!


どこか若き『マグドレーヌ』の風情の、このサンテミリオンは『幻のワイン』とのこと・・・


では何ゆえマボロシか?


年産1200本の希少性もさることながら、古来品種『カルメネール』が添加されているらしい。


はたして、このワイン・・・イイ意味での『ガレージワイン』になるのかどうか?


現時点のコストであれば、追い求めるべきでしょうか・・・ビミョー