２００４ ヴァン・ド・アルザス ピノ・ノワール ディルレ・カデ

中程度の濃さを持ったルビー色のこのワインは、グラスに注がれると同時に、


強いミネラルの風味を感じ、程なく赤いチェリーのアロマが続きます。


最初は、味わいのスタイリッシュさと、アフターのドライ感からして、


先日のバーデンのシュペート・ブルグンダー系では？と思いつつ、飲み込んでいたのですが、


時間とともに、果実が膨らんで、開いた時には、正しく品格のあるピノ・ノワール・・・


しかもブルゴーニュ・・・当然ヴィラージュ以上のもの・・・


などと、考えておりました！


聞いてみますと、ビオディナミでの畑仕事、醸造はシンプルに、そして全て手作業で行う、


家族経営のドメーヌ、アルザスの『ディルレ・カデ』のものだったんですね・・・


このピノ・ノワールは、グラン・クリュではないものの、


『レ・リュディヴィンヌ』と言う、奥様の名前付きの特別キュベ♪


背筋が通った、気持ちの良いワインでして、


爛熟した、濃密さのみを追及した、一部のブルピノよりは素敵だな、と思った次第・・・


お勧めのアルザス・ピノではあります！


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『酒のＴ澤』も取扱店、『レ・リュディヴィンヌ』は売れ切れ状態！
それ以外はイロイロあるようです！

[2007] ピノ・レゼルヴ ディルレ・カデ 価格：1,827円（税込、送料別）

なぜか、ディルレ・カデ三昧の日でした・・・

『ディルレ・カデ』・・・


家族経営のアルザスのドメーヌでして、その自社畑は広く１８Ｈａとのこと、


１９９８年からビオディナミへ完全移行し、かのＲＰ氏のアドヴォケイト評価でも５つ☆♪


そんな『ディルレ・カデ』は、世界的には名の通ったドメーヌなのですが、


日本ではコレまでは無名に近い存在でした！


最近とあるインポーターさんが輸入を開始しまして、チラホラと見かけるようにはなったのですが、


ナンとあろうことか、地方小都市Ｍ岡で、日に何度も拝めるなんて事・・・


ソウソウあるわけ無いですよね・・・でもあったんです！


先日の業界の集まりの後、寄る場所、寄る場所で『ディルレ・カデ』をご相伴に預かったわけです！


そのインポーターさんは『Ｎ－ヴェル・Ｓレクション』を独立した『Ｉろはわいん』さんでして、


出どこは、もちろん岩手の良心『Ｍちのくワイン屋　酒のＴ澤』なんですね♪


まずは、『２００４　ピノ・ノワール　キュベ・リュディヴィンヌ』をＫＫで、


続いて『２００７　リースリング』をＭジェイで頂きました！


いずれも素敵なワインでしたので、詳しい説明は後ほど・・・