The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ボルドー古代品種『カルメネール』といえば・・・

2010-10-29 07:22:28 | ワイン
鉱山の落盤事故からの33人の生還以来、


イギリスでのチリワインの売れ行きが右肩上がりだそうです!


折りしも、最近のワイン評論家、ソムリエ、愛好家40人による、


ボルドー、トスカーナ、チリのボルドー品種のワイン試飲会『トーキョー・テースティング』の結果も、


チリワインの大勝利となったんですね!


その結果は以下の通り↓


1.2007 エラスリス カイ


2.2006 オーパス・ワン


3.2007 シャトー・ムートン・ロートシルト


4.2006 エラスリス ドン・マキシアーノ ファウンダース・レゼルヴ


5.2007 エラスリス ヴィニエド・チャドウィック


6.2006 サッシカイヤ


この第一位の『エラスリス・カイ』の主要品種が『カルメネール』(86%)とのことです!


『カルメネール』と言えば、先日の『クロ・デ・レーヴ』に20%セパージュの品種でして、


その昔、ボルドーではフランとともに広く栽培されていた品種とのこと・・・


添加の目的は、ワインの輪郭を明確にし、骨組みを堅固にするわけですが、


それがチリをはじめとする、南米のワイナリーでは、中心的な品種として大成功♪


それにしても、『カルメネール』86%の『エラスリス・カイ』、


皆様の前にもお披露目いたしますので、ご油断無きように・・・