The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

アミオ・ボンフィス⇒アミオ・ギィ・エ・フィス

2010-10-01 21:58:59 | ワイン
実は「業界のワイン会」出展のアイテムで、唯一の白ワイン・・・


なおかつ、無視できないアイテムを忘れる所でした!


そのワインは、かのフランスの文豪『アレクサンドル・デュマ』をして、


『跪いて飲むべし・・・』と言わしめた、あの白ワインの最高峰なんですね・・・


ソウ・・・はからずも『ル・モンラッシェ』であります!


その昔、その造り手が『アミオ・ボンフィス』と名乗っていた時代、


恐らく90年代の前半だったと思いますが、


そこの『モンラッシェ』を飲む機会がありました!


『モンラッシェ』はデュマがのたまう通り、


ある意味、コチラから気を使わねばならない代物でして、


アミオ・ボンフィスの『モンラッシェ』はそんなワインだったんですね・・・


で、今回その液体をグラスに注がれまして、一口含みました所、


まずもって、ワタクシが思ったのは、カリフォルニアはソノマ・・・


しかもシャルドネに特化した地区・・・


例えば『キスラー』の『キュベ・キャサリーン』なんか、でちゃったりして?


と、妙にはしゃいだりしたのですが、出展者の顔は無表情・・・


てことは、待てば変わる・・・ゼッタイ変わる!


で、グラスで待つ事30分!


開けっぴろげなシャルドネが、凛とした厳しさも見せつつ、


『ワタシはワタシ・・・』てな調子になったわけです!


すなわち、気難しく、思索的に陥ってしまう・・・そんなスタイルにメタモルフォーゼ♪


そのワインは『2004 ル・モンラッシェ アミオ・ギィ・エ・フィス』


品格とパワーの両刀使いの『ル・モンラッシェ』・・・


そんな事で、『アミオ・ボンフィス』変貌しつつあるのでしょうか?