The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1997 シャンボール・ミュジニ 1er クリュ ジャンテ・パンシオ

2010-10-21 07:30:08 | ワイン
朝夕が寒く、昼は結構気温が上昇する、この季節・・・


厚着やら薄着やら、迷う所であります!


さて、ワタクシにとっての、行脚の目的地の一つであります『桜山商店街』ですが、


ココに来て、タイヘンなことになっているようですね・・・


何とか上手い落としどころを、見つけてほしい物です!


それにしても、『盛岡市の景観』に対する思いには、


市の担当者と住民との間には、大きなギャップがあるようでして、


中津川の川沿いの不似合いなマンション乱立を見ましても、駅前のアクセスなどを見ましても、


もうチョット何とかならないのかなあ?というのが率直な感想なんですね・・・


都市計画もセンスの問題でして、国の指定ですので・・・ウンヌンと言うよりも、


自分の住む場所をどうしたいのか?の原点に立って、熟慮して欲しいと考えております!


さて前置きが長くなりましたが、ヌッフ行脚で出てきたのが、


1997 シャンボール・ミュジニ プルミエ・クリュ ジャンテ・パンシオ


なんですね、この造り手はエイジングで、ものの見事に豹変する造り手でして、


この話題になりますと、いつも引き合いに出されるのが、


数年前に頂いた『ジュブレイ・ポワスノ』なんですね♪


今回もそれに匹敵するほどの、美熟成ブリでして、


穏やかで、色気のある、思わせぶりな香気を漂わせ、味わいは甘く、シナヤカで、細やか・・・


コッカら前でもダメだし、コッカら後でもダメ!


それを証明するかのごとく、グラスに注いで23分30秒が最高潮♪


その後は、少しずつではありますが、デカダンスと果実の濃度が落ちてゆきます!


それにしても、そのワインの『えくすたしー』状態を、


一本飲み切るスタンスで拝めるチャンスなど、そんなにあるわけでもなく、


今回の『ジャンテ・パンシオ』との遭遇は、えらいラッキー!なんですね・・・


コスパも満足でき、エビスフェイスで帰らせてもらいました♪