The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ドメーヌ・ポテルの初ヴィンテージ!

2010-04-11 21:30:02 | ワイン
ヴォルネイのドメーヌ・ド・ラ・プース・ドールの当主であり、


父でもあるジェラール・ポテルと共に、


ニコラ・ポテルがネゴシアンを立ち上げたのが1997年であります。


その10年後の2007年に、ドメーヌ・ポテルが設立されました。


今回の『キュイジーヌの会』で、ドメーヌの最初にリリースされた5つの地所の一つ、


サヴィニー・レ・ボーヌ ヴィエ・ヴィーニュを開けてみました。


丹念に蝋キャップを穿って、コルクを抜き去りましてから、


ロブマイヤーのバレリーナ・シリーズに注いでみますと、


のっけから、赤い果実の馥郁たる香りが立ち昇ります。


甘く優しい果実は、正しくヴィエ・ヴィーニュの証明で、


ソフトで、しなやかで、艶やかな舌触りなんですね・・・


もともと、メゾン・ニコラ・ポテルも伝統的な流儀に則り、


果実の充実した、味わい深いワインを造るわけですが、


ドメーヌはある意味、地味系テロワであっても、


しっとりとした、大人のブルゴーニュを味わう事ができるようです。


まあ、問題はこのあとなのですが、熟成がどのような経過を辿るのか?


それとコスパはどうなのか?


この地所で、この値段では、これはチョットと首をかしげますが、


なにしろ初ヴィンテージですので、コレが今後どう変わるのか?


まずは、当分のあいだ見届けたいと思います!


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ここは27%オフを提示、一番安いです↓


スパニッシュ・ワインは田舎仕立てか?

2010-04-11 12:55:45 | ワイン
さて、ボン・ションスから一日置いての4月10日の夕刻に、


山岸カテドラルに9名のワインヒートが集合です!


晴れた日の当方宅の石畳は、中国から来襲した黄砂の汚れがマダラの絵を描き、


あたかも火山岩のような模様になっております。


花粉症だか、黄砂の影響なのか、ドッチかわかりませんが、


最近とみに、どこかしか体調不良なんですね・・・


皆さんも、カラダにはくれぐれも気をつけて、ご油断無きように!


ところで昨晩は、人数分のワインの本数を並べ、泡に白2本、


中盤はボーヌのブルゴーニュ・ピノ・ノワールを中心に、


間にはスパニッシュ・ワインのフランス系品種を挟んでの流れでありました。


まずはワインリストをご覧下さい↓


1.NV Clemant D'Alsace Chardonnay Rietch-Blind-


2.2007 Gabarda Chardonnay DO Ariena Bodegas Lomablanca Espana -Blind-


3.2007 Macon Vergisson Sur La Roche Eric Forest


4.2007 Savigny Les beaune Vielles Vigne Domaine Potel


5.2006 Mas Borras Pinot Noir Torres DO Penedes Espana-Blind-


6.2002 Volnay 1er Cru Les Mitans Maison Nicolas Potel


7.1994 Bourgogne Grand Ordinaire Domaine Coche Dury-Blind-


8.1993 Chateau Leoville Barton St-Julien


9.1994 Chateaunuf du Pape Boisrenard-Blind-


で、この流れで、皆さんの話題に登ったのが、2本のスペイン・ワイン!


いずれも、白はシャルドネ、赤はピノ・ノワールと、フランス系の品種ですが、


ハタシテこれらが、スペインの温暖な地で、どのようなテロワを表現するのか?


興味津々だったわけです!


標高の高い、マス・ボラスの畑で採れた希少な葡萄を使った、スペイン産ピノは、


残念なことに、僅かなコルク臭を感じましたが、


ガバルダ・シャルドネは見事な状態です!


皆さんのご意見は、フランス産と比べて『田舎仕立て』!?


酸度が少なく、濃い目のモッタリ感が、


フランス産のスタイリッシュなニュアンスに対して、ソウ感じたのでしょう!


てことで、いつものように、個別のコメントは後ほど・・・


ではまた!