The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

バロン・フィリップの南仏ジョイント・ヴェンチャー

2010-04-04 23:13:29 | ワイン
まあ、ありきたりの紹介を致しましたが、実際、


シャトー・ムートン・ロートシルトのジョイント・ヴェンチャーの第3弾であります。


お家ワインで、K子先生手製の、佐助豚の生姜焼きと共に、


2004年物のバロナークを頂きました!


なぜかこのワインは、ネット上でも価格帯が千差万別なんですね・・・


まあその理由は、置いといて・・・


もし、これを3000円台で購入できるのならOKでしょう!


ラングドック地方のリムー地区で、6種の葡萄で造られたこのワインは、


2004年物はファースト・ヴィンテージから6年目を迎えます。


もともとはヴァン・ド・ペイでしたが、2003年にリムーのアペラシオンを取得、


ここに来て、グングン内容も良くなって来ているようです!


甘く熟したレッドカラントのアロマに、カカオフィズと焙煎の香気です。


僅かに感じるアニマルの香り!そして大地の風味を体感できます。


すべからく、熟した果実は、心底美味しく味わう事ができ、


それは、難しさではなく、太陽を浴びた果実をもいで、


汗流しながら、噛り付くダイナミズムなんですね・・・


あとはコスパ・・・値ごろ感を感じる所まで待つのが常套と言う事でしょう!


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ここが、飛びぬけて最安値↓


週末にペロ・ミノを飲む!

2010-04-04 10:06:58 | ワイン
土曜日は4時半には仕事を終え、5時過ぎにはパジャマに着替え、


6時半まで仮眠をとりました


それというのも、最近とみに老化が激しい、御年13歳の金髪メス犬ロビンちゃんが、


ヒジョーに早起きでして、朝の4時半にはすっかり目を覚ましまして


玄関を開けろ!と吼えまくるわけです。


そんなことで、さすがのワタクシも寝不足気味!


仮眠を取らねば、週末のこのラグジュアリーな夜半にかけて、


使い物にならないカラダになる?それじゃあ、全くコマリンコになるわけです!


さて適度な仮眠で、元気を取り戻したワタクシは、


まずは肴を食べに『忘B』へ・・・


ソラマメの天麩羅、カツオと帆立をお造りで、トリの塩焼きに南蛮味噌を添えたもの、


それにお新香と焼きナスを頂きながら、ビールと芋焼酎を飲みました。


こう来ますと、ワタクシのカラダは赤い液体を欲するわけでして、


大通りの中央にすっくと立ち、ドコへ?と考えた結果、


最近ご無沙汰の『Bンクラージュ』にお邪魔をすることに致しました。


カジ君が差し出したワインは次の2本!


2007 ジュブレイ・シャンベルタン ドミニク・ガロワ


2007 ジュブレイ・シャンベルタン ドメーヌ・ペロ・ミノ


同じ地所の物を、こうして並べて飲みますと、造り手の力量が一目瞭然なんですね・・・


ドメーヌ・ペロ・ミノが燦然と光っておりました。


このジュブレイは、1999年以降に『ペルナン・ロッサン』から引き継いだ地所の物!


造りは当主クリストフの手による物で、


育成はグリーン・ハーヴェストで極力低収量に押さえ、


醸造はクール・マセラシオンを使った、いわゆるアンリ・ジャイエを踏襲したもの!


甘く熟した、目の詰まったフルーツに壮麗な酸度が下支え、


凝縮感はクローズの野暮ったさへは進まず、堅固とヴォリューム感を満たします。


エレガンスと雄々しさを備えたこのジュブレイ!


できれば、5年後にもう一度飲んでみたいものです。


仮眠がカラダを元気にし、ブラインド正解いたしました!