戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

青春期に規則はどこまで

2023年11月29日 | 学校

今日は一日中寒かったです。

昼からは、冷たい雨も降り出しました。

雪にはならなかったのですが、雪が降るよりも冷たい感じがありました。

今朝、というかいつもの通勤時間、車を運転して職場に向かうのですが、ちょうど小学生と中学生が登校しているのとすれ違います。

小学生は集団登校ですが、中学生は独りで、もしくは仲間と歩いていきます。

そのなかで、毎朝すれ違うのに、四人組の中学生がいます。

その四人、いつも楽しそうに話して歩いていきます。

それを見て、自分もそうだったな、と思い出したりします。

50年前と景色は変わっていないのです。

唯一違うのは、今の中学生男子は、帽子をかぶっていません。

自分たちの頃は、かならず帽子を被っていました。

そういえばと、私の息子も中学時代、帽子はかぶっていませんでした。

いつのころから被らなくてもよくなったのか?

思い出せば、規則規則の中学時代でした。

学校が終わって遊びに行くときにでも、制服に帽子、白いスニーカー、そして、生徒手帳を携帯するようにと決まっていました。

生活指導委員が巡回しているから、必ず規則を守るようにと指示されていました。

行き過ぎな指導だったのではと思います。

息苦しいうえに、生徒の自主性を奪っていました。

思うに、間違った教育方針だったのではないでしょうか。

出来上がった人間は、自分も含めて、創造性の乏しい存在になってしまったような気もしますが。

新しい時代に必要とされるでしょうか……?