戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

絶対王者

2016年08月19日 | 想うこと

暑い日が続きますね。

毎年、残暑は厳しいです。

そんな暑い中での、連日熱い報道のリオ五輪ですが・・・

吉田沙織保里選手、銀メダルでしたね。

四連覇ならずです。

試合が終わったあと、リングでうつぶせになり起きあがれませんでした。

やってしまったー、というのでしょう。

本人曰く、「取り返しのつかないことをしてしまった」、ということでした。

周りのものは誰も責めないのに、本人が一番本人を責めていると。

誰もが労っているのに、本人が本人を許せない、といのがあらわれていました。

人一番責任感の強い選手に、こういうのが回ってくるんですね。

前日のメダルラッシュから、逆に、なんとなく危うい感じがあったのですが・・・

決勝前、NHKのアナウンサーが、さかんに、「亡くなったお父さんの・・・」と喋っていて、それも、効果を薄くした感があったでしょう。

対戦相手はアメリカの選手でしたから、アメリカは日本相手だと徹底的に研究してきます。

たたきつぶしに来ます。

頭をつけ、手を握り、反則ギリギリの組み手できましたから。

まあ、そんなことを言ってもしょうがないのですが・・・

前日金メダルに輝いた、登坂選手、オリンピック前、吉田選手からアドバイスを受けていました。

「オリンピックには魔物がいるけれど、それは自分自身のことだ」、後にも続くのですが、忘れました。

素晴らしい健闘だと思うのですが・・・

お疲れ様でした。

前日、ドラゴンズとジャイアンツの試合を観ていたとき、解説の一人が・・・

高校生の甲子園での話をしていて、

「褒めて育てた選手は、最後に勝てません。厳しく育てられた選手は、最後に、ここぞと言うときに、決めてくれます」

と、言いました。

納得したわけではないですが、そういう言い方もできるのだろうと。

ある意味、厳しいと脱落する選手が出ますから、結果、本当にできる選手しか残らない、とも言えますが。

オリンピック、陸上男子400メートルリレー、楽しみです。