戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

どりょく

2010年08月02日 | 想うこと

むちゃくちゃ暑い午後から、息子は野球部の練習に行きました。

娘は学校のプールですが。

今日みたいな日、プールは大変気持ちいいだろうな、と思うさなか、息子は練習着を来て炎天下でボールを追っているかと思うと、気の毒な気もします。

ですが、きっと、その努力は将来実を結ぶでしょう、と信じております。

一ヶ月ほど前、業者さんの親睦会で、ある老舗のお茶やさんと知り合いになりました。

その方の息子さんは大学生なのですが、ご多分にもれず、小学校の時、学童野球チームに入っていたそうです。

その方は、学童野球チームの育成会会長を数年務められていたそうで、奥さんも母親代表を務めていたそうです。

息子さんは、一生懸命練習したそうです。

親が二人とも代表を務めていたこともプレッシャーになったのでしょうか、もくもくと努力したそうです。

しかし、レギュラーにはなれなかったということです。

その努力している姿を見て、何度、妻と一緒に泣いたことか、とその方は話されました。

頑張っても頑張っても、レギュラーになれなかったわけです。

その方はこう話されました。

「息子も、早いうちに挫折して良かったんだわ」

「子供の頃に、こういうこともあるんだ、と知って良かったはずや」、と。

おかげかどうか、難度の高い大学に合格し、通っているということです。

”努力は君を裏切らない” どこかの中学校のスローガンです。

その通りでしょう。

努力を怠った私が思うのだから、間違いないです。