韓国の海難事故 誰もが感じていることと思うけれど

　　修学旅行中の生徒の撮ったビデオが放映された。あの時点でも避難指示が出たらまだ助かった生徒も多かったと思う。放送はそのままじっとしてほしい繰り返し放送している。その時点では船長たち乗務員は退去していたてしよう。あの放送をしていた職員は、助かったのでしょうか。海難警察に連絡していたが、警察はそのまま待たせるように指示していたようだ。それで船内放送はあのようになされたのでしょう。

　救難船を差し向けるからそのまま待てというのは、あの旅客船がそんなに簡単に沈没するはずがないという判断で、そのまま待てといったのでしょう。現状を一番よく把握できる船長はだめだと思ってさっさと脱出。自分たちが脱出する前に救命イカダを放出し、部屋から脱出するよう指示だけでもしたら゛随分助かった人がいたと思う。

　船長の責任は本当に重い、すでに逮捕されているけれどそれは当然のことだ。

　日本ではこんなことは起こりえない。沈没が予想される事態になれば、まず乗客の命を最優先に行動すると思う。船長たちは沈没を確信していたはずだ。

　あの船は日本から中古で買って、さらに部屋を増設していたという。設計変更の加工がなされれば、船の安全性も当然落ちる。しかし、そういう危険性についての認識はされていなかったのだと思う。このような人命を扱う船長以下の従業員の教育はどうなっているのだろう。

　これは、この事故だけのことではなく、韓国という国の評価につながる。こんな人命軽視の国民性なのかと疑われても仕方ないだろう。