手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

日馬富士 暴行問題 私見

2017-11-28 18:36:03 | 無題

 日馬富士が貴の岩に為した暴行問題は、大変な問題になっている。異常事態といえるのでしょう。

 テレビのニュースはこの問題で持ちっきりの有様です。巡業中の事件で、巡業部長が貴乃花親方だった。貴の岩は貴乃花の弟子です。この事件について貴乃花は相撲協会に報告せず、傷害事件として警察に告訴した。そして貴の岩を出して報告させることもさせないでいる。

 相撲協会内の常識としては事故があれば直ちに協会に報告し、協会の採決を待つことになる。その常識が破られたのです。従って協会も事故の真相を当事者から聞くことができないのだから、処断のしようもないのです。

 貴乃花親方が、警察へ傷害事件として告訴し、協会に連絡しなかったというこの点についていろいろな憶測が飛んでいる。貴の岩の怪我の様子がテレビで紹介されていた。頭頂の頭蓋骨を九本のホッチキスピンでとめている。これは頭蓋骨にひびが入った証拠です。顔もあざだらけになっている。いわば半殺しになったのだと思う。頭蓋骨のひびは大変だ。頭から突っ込む相撲は日常茶飯事なのだ、頭蓋骨は普通の骨と違って割れても着くということはないのだと聞いています。ということは、貴の岩の相撲人生は終わったことになるのかもしれない。頭からまともにぶつかる相撲はできないでしょう。貴乃花部屋の一番出世力士で、最近頭角を現してきている力士だ。以前に稽古場で暴行され死に至った力士がいた。

 この度、貴乃花が協会に連絡をしなかったのは、相撲の場での事故ではなく、これは暴行傷害そのものなのだ。それを協会の処置を待つと、白鵬が優勝の場面でこのことに触れ、丸く収まる。万歳だ!と声を上げたと同じ方向へもってゆかれる。それは許せない。刑事事件としての決着を優先することを考えての決断だと思う。横綱ならば神様仏様でどんなことをしても許され、それをとがめることができないような相撲協会であってはいけないのだけれど、信じきれない。親方にとって力士は子供で、一人の弟子を幕内に入れるだけでも大変な苦労なのだ。その弟子が、こんなことになったのだ。多分、協会からは責められるとおもうが、覚悟の行動だと思う。

 


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