手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

詩吟愛好者の激減  嘆く前に行動を

2017-11-23 20:02:37 | 詩吟関係

 私は現在北詩連に所属している。毎年会員数が減少している。いろいろの会議の場面で、会員減少を取り上げて会員の増強が言われている。

 先生で会員を一人でも増やしたいと思わない先生はいない。しかし、現実はきわめてむつかしい。今会員を増やせる立場の先生が少ないのです。対人関係がなければ仲間に入ってもらうチャンスもない。その点から考えると今仕事で従業員を使っておられる方はとても有利です。ほかにいろいろな組織がありますが、その組織に積極的に入り、仲間を見つける。私も町内会の副会長になったとき、町内会から何人もの会員を作ることができました。今教えている健幸くらぶの詩吟は町内会の老人クラブに加入して作った会です。

 増強を呼びかける前に、どんな方策があるか、本部執行委員会の中で討議し、具体的な行動計画を立て、トップダウン的なリーダーシップで行動を起こすしかないと思う。私は以前に将来を見据えて小学生に詩吟を聞かせることを二回やりました。続けてやりたかったけれど、出来ないままで来てしまった。つづけられなかった理由は、学校とのコンタクトを一個人としてはなかなか容易でないということでした。更に、今の小学校の職員室はほとんど二階で、私は二階に上がると動けなくなるという病状で行動が出来なかった。

 北詩連がその活動目標として、「小学生に詩吟を聞かせよう」という目標を設定し、例えば札幌の場合、各区の教育長に本部役員がその目標を聞いてもらい、何校かの紹介をいただいて、行動する。もちろん実際の活動者を選定して行動することが必要だが、そんなにむつかしことではないと思う。

 又、各区に老人大学があります。その大学のカリキュラムは各区ごとに立てています。その大学の講座に詩吟を入れてもらう、そのためには、会長とか理事長が、市民課長などと会い、地域振興課にわたりをつけてもらい話し合い道をつけなければなりません。詩吟の普及発展、さらに生涯学習の有力な芸能であることを強調して、組み込んでもらうようにすることも考えられます。道さえつければ、指導者はたくさんいると思います。

 これらは一例ですが、みんなで話し合えばいろいろな方策が出てくるのではないでしょうか。要するに本部役員の熱意が問題を解決することになる思うのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする