手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

北詩連 吟詠研修会に行ってきた  (講師 清水錦洲先生)

2013-06-09 18:50:11 | 詩吟関係
一昨年も同じ清水先生を講師に迎えての研修会が開催され、私も参加した。とても素晴らしい指導者でいい勉強ができた。

 今年また同じ清水先生の指導お受ける機会が作られ、本日札幌教育文化会館で10時30分から出席してきた。

 参加費2000円。手稲駅前9時半過ぎのバスに乗ることにして出かけました。調べてなかったのですが、手稲駅に着いたらすぐちょうどよいバスがあった。乗ったら手稲第一教場のKさんが、乗ってきて一緒に行くことになった。


 会場にも丁度よい時間に到着。会場に入ったら三人座る机にKISOさんが一人で座っていましたのでその席に一緒させていただきました。

 午前中はレクチュアーでした。一昨年と同じことを話すのかと思ったらまったく違う話だった。私は態度姿勢の問題で、マイクに関するお話がとても参考になりました。

 午後は実技指導ということで、都合13名の方が吟じて指導お受けました。特に詩文の読み方、発声法が中心の指導でしたが、一言でいえば、腹の力を十分に活用する仕方でした。姿勢と詩文の読み方、(素読とおっしゃって訓読とは言わなかった)、素読がしっかりできなくては、気持ちを聞く方に伝えることはできないということで、腹の底からの声で、芝居かがった読み方などで読む読ませ方などをしていた。私も素読ではかなり力を入りれてはいましたが、ここまで徹底しないできました。

 アクセントの問題も取り上げていましたが、特別のことはなく、ただ、アクセントによる言葉の高低をしっかり理解して読むことの大切さを教えてくださいました。口先でのとってつけたようなアクセントは全く問題にされない感じで、これは特に北詩連の審査員の先生方に肝に銘じてほしいことです。

 北詩連に私が加盟した時は9年前になりますが、その時は変なアクセントが幅を利かせていて、かなり反発したものでした。それが一昨年の清水先生の研修を受けてからすっかり変わり、審査会ではその名残を抱えた生徒さんがまだ目立ちます。これは指導の先生の意識が変革されていないことの表れだと思います。

 結論的に詩吟は母音の芸術で、母音を腹の底からの声で、遠くに響かせていくことが大事、そのために重心を低くして、素早くお腹に空気を取り込み、腹の底から声を飛ばすことと、言葉の読み方、間合いを大事にがキーワードのように感じてきた。

つねづね気を使っていることだけれど、改めてもう少し指導力をつけなければならないと感じた。このような研修は、詩吟を教える立場方たちに、しっかり浸透させ、詩吟はかくあるべきだといったことに近いものを持たせる努力が指導部の課題になるだろう。

 
コメント
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