手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

株の乱高下?  円相場?  どこかで大儲けをしている人もいるはず  だけど

2013-06-04 19:49:58 | 無題
 アベノミクスとかで株価がみるみる1万5000円を突破した。すごい勢いだとびっくりしていた。でも必ず天井はあるはずだから、そろそろ天井じゃないかと思っていたら乱高下を繰り返し今は13000円台になっている。円相場も90円台に戻ってきている。

 輸出関連企業は今回の円安で大きな利益を挙げたことは確かだ。しかし、その儲けが国内景気を刺激するまでに至っていない。設備投資は伸びないし、雇用が増大したようにも見えない。結局、利益の大部分が内部留保になっているのだと思う。なぜならまた円高が進むかもしれないそのために対応できる備蓄がなきゃならないという論理。

 本来株は会社の経営と一体化していて、一人歩きをされては困るところがあるのだけれど、それを巧みに利用している人たちがいる。大量の資金を巧みに操り、大儲けをしている人がいるのだ。こんな操りが相場を作っているのだから、自然な、本来の株価とか円相場とかけ離れた、動きなのだ。それだけに国民生活の向上への連動はなかなかむつかしいのだと思う。

 陰でものすごい蓄財をし、ほくそ笑んでいる輩がいるはずだ。それにおびえていないで大胆な設備投資、戦略を国が保証してやらせるべきだ。今回のこの波に乗るたくましさがもっと出てほしい。かつてのバブルと同じことはあり得ないが、沈みかけた国力を取り戻すためにこのチャンスをしっかりいかす、アベノミクスの三本目の矢が走ってほしい。

 安倍総理がアフリカ諸国をはじめ各国と直接対話を深めているのはいいことだ。必ずいろいろな道ができてくるはずだ。韓国や中国が国家的戦略としても早くから動いている中で、日本は政界の内部対立みたいなことで後れを取っている。ここと連動できる企業の成長を期待したいけれど、すぐに結果がついてくるはずがない。見つけた糸口は大切に広げる活動、日本の優れた技術を国際舞台で躍らせる国家的戦略を練ってほしいものだ。
コメント
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