今日ののニュースなどでは、中国を初め何カ国かが、日本の態度を非難しているようなことが言われていた。
ここは、日本の外交手腕が図られる場面だ。
北が、拉致問題に譲歩の姿勢を見せたのは、テロ支援国家指定解除をしてもらうためには、日本にその姿勢を見せない限りアメリカが動かないと見たから、一定のポーズを作っただけで、本音では日本の要求を呑む気持ちはないと思う。
今一寸一定のホーズを取っただけだと思う、それに乗って、ひいてはならないと思う。
この拉致の問題は、日本と北だけの問題ではなく、人権問題として、世界規模での課題のはずだ。六カ国の協議の場面だけではなく、全世界に強く強くアッピールする必要がある。たとえアメリカと対立しても、この問題は引かないという、決意があるべきだ。もしも、日本の援助も必要なら、日本の要求が実現するように外の国が北に強く要求すべきだ。
日本が六カ国協議の中で孤立する。それは北の望みどおりのことでしょう。でも負けちゃいけない。北との国交が開けなくとも、その原因が北の人権無視という犯罪に起因しているのだから、その点を世界に訴えて行く。そんな外交が展開されていいのではないか。日本の外交の腰の弱さ・・・敗戦の負い目はすでに過去と言ってもいいはずだ。G8に入る日本ならそれなりの貫禄を持てといいたい。
